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【雑記】畏友とのやりとり~その5

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

今回も戸田さんとのメールを紹介するんだけれど、
一応、今回で一回区切りとしたいと思います。

戸田さんや、このメーリングリストのメンバーとは、
これからの世界がどうなるのか?という話以外にも、
資産防衛の話とか、
男らしさ、女らしさとは何か?とか、
もちろん、何の生産性もないような、しょーもない話とか、
実に様々な話をしています。


今回メールを紹介することでお伝えしたかったのは、
もちろんメール内容自体から
インスピレーションを得て欲しいと思ったのがひとつ。

そして、
興味がわいたのであれば、君自身も仲間同士で
色んな会話を愉しんでみてはどうだろう?
というお誘いの意味もあって、メールを紹介してみた。


自分ひとりだけで考えているだけでは、
どうしても思考に奥行きを出すことができない。

当たり前の話だけど、他の人は、
君や私が生きている24時間の間に、
まったく違うシチュエーションで、
まったく違うことをやり、
まったく違うことを考えて
24時間を送っているわけだ。

そんな人たちと様々な意見を交わすことによって
思考にどんどん奥行きが出てくると思うんだよね。


とは言え、君が急に
「これからの世界について、どう思うかね?」
なんて話し始めると
「なに?どうしちゃったのワロスwww」
みたいな反応になるかもしれない。

でも、君の近くにいる人たちならば、
君と同じような漠然とした不安を抱えていたり、
けっこう真面目に色々考えていたりすると思うんだよね。

なので、突然マジメな話をしなかったとしても、
仕事のグチとか、今日あったこととか以外にも、
普段とテーマを替えて話を振ってみても
けっこう面白い反応が返ってくるかもしれないよ。


では、戸田さんと私のメールを一通ずつ紹介して、
一応の一区切りにしたいと思う。


では、私のメールから。


↓↓↓
------

みなさま


戸田さんから教えてもらった
「70年周期」にちなんだ、ちょっと楽しい怖い話。

今から67年前の金の価格なんですが、
大暴騰してます。

1945年に4円80銭だったのに
1948年には、326円になってます。
約68倍だね。
ソースはこちら。
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/y-gold.php

まぁ、背景には色々あるんだけれど、
ハイパーインフレ時には、何が起こるかわかんないよね。


まぁ、可能性のひとつとしてみんなにシェアしとくけど、
いわゆる「紙の資産」(現金とか、株とか、銀行預金)
だけじゃ、資産防衛としては難しいと思います。

ぜひ現物資産(金、不動産など)も考慮したほうが
いいと思います~

株は、ハイパーインフレ時には有利っぽいけれど、
ハイパーインフレの前期には、あまりよろしくないです。
(ハイパーインフレが起こる国の株なんか
 持っていたくないから、外国人投資家が
 資金を引き上げちゃったりするからね)

とかいいつつ、
普段俺がやってるのは、
日本株のトレードなんだけれど(笑)


みんなが、次の時代のリーダー&物心共に
豊かな人になりますように。



くうや


------
↑↑↑




そして、次が戸田さんのメール。



↓↓↓
------

みなさま

うちの親父に聞いた実話。
うちの爺さんが戦前に他人から50円借りたそうだ。
今の価値にして30万から50万円。
まぁ種やら肥料やら買ったらしい。

昭和の恐慌の後、日本は貧富が割と
はっきりしていたから、うちは負け組だったのが
バレたわけだがwww

問題はその借金を戦後に返したわけよ。
それこそ戦後の混乱が終わってすぐに。

利子は払い続けていたから元金50円。
今の価値にして5万円くらい。
下手をすれば3万円くらいだったかもしれない。

受け取ったお金持ちはとっても嫌な顔を
したそうだ。
彼は待っていればもしかすると
元の価値に戻るかもと思っていたのかもしれない。

ま、結局その価値に戻ることは60年後の今まで
一度もなかったわけだがww



戸田


------
↑↑↑



戸田さんや、他のメンバーとのやり取りは、
今も現在進行形で続いてます。

なので、まだまだ紹介しようと思えば
たくさんのテーマがあるので、時機を見て、
また紹介しようと思います。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 
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【雑記】「話せる仲間」のつくり方。~その1

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

前回まで全5回でお届けした
戸田さんとのメールのやりとり。
楽しんででもらえたかな?

また、内容もさることながら、
もし今回のやりとりに興味がわいたら、
ぜひ君自身も、
「いろいろな話が出来る仲間」
を作ってみて欲しい。
というお誘いもさせてもらったね。


さて、とは言え、
「でも空也さん。
 私の周りには、やっぱり話題が限られた人しか
 いないように思うのですが」

とか、

「話題が広がっていくイメージがわきません」

と思ってしまうこともあると思う。


なので、今回と次回は、
「いろんな話題を愉しむ仲間作り」の方法を
紹介したいと思う。

君自身の性格や状況によって難易度が変わると思うので、
今回・次回と2回に分けて、簡単に3つほど
仲間作りの方法を分かち合いたいと思う。


今回は、まずひとつめ。

これはシンプルに、今まで行ったことのない場所に
交流を求める方法。
自分が興味ある分野の集まりに顔を出して、
交流を深めるという方法だ。

いろいろ開催されているセミナーなんかは
交流の場として面白いし、
セミナーじゃなくても、
オフ会やお稽古事のお試しなど、
人が集まる場というのは、探せばいくらでも
出てくるだろう。


集まり選びのコツとしては、

1.君自身が興味をもった集まりであること。
2.主催者側が、参加者同士の交流の場を作ろうとしていること

というポイントを意識しておくといい。
さらに、君自身の準備として

3.自己紹介を考えておく

ということが挙げられるかもね。


ひとつ目のコツの
「君自身が興味をもった集まりであること。」
というのは、とても大切だ。

この「興味をもった」というのは、
その集まりで話されるであろうテーマも大事だけれど、
それよりも、雰囲気とかが大切だ。

「すごく興味のある分野だし、けっこう得意だけれど
 なんか、この主催者の告知文が好きじゃない」
とか、
「すごく勉強したい分野だけれど、
 なんか、主催者の顔つきが嫌い」
という、「なんかイヤ」という集まりには
行かなくていいだろう。

逆に、
「まったく知らない分野だけど、興味はあるし、
 なんかココでは楽しくやれそう」
とか、
「素人だけど、丁寧に教えてもらえそう」
なんていうフィーリングを感じたら、
えいやっ!と勇気を出して行ってみるのがいいだろう。

潜在意識、無意識っていうのは、けっこう侮れない。

君が「なんとなくいい」と思ったところは、
やっぱり行ってよかったと思うことが多いだろうし、
どんなに興味性があっても
「なんか、ヤなかんじがする」
という場合は、長い友達が見つかりにくかったりする。

もし、「いい!」と思ってハズれたとしても、
また次の場所を探す潜在意識を鍛えたと思って、
行ってみることが大切なんじゃないかな?

色んな話が出来る友達を作るということは、
頭で考えることよりも、君の感情を優先したほうが
結果うまくいくことだろう。


次に、2つ目のコツ。
「主催者側が、参加者同士の交流の場を作ろうとしていること」

君がとても社交的な人だったり、
コミュニケーションの達人だったりすれば
このコツについては特に意識しなくても問題はない。

ないんだけれど、やっぱり友達を作るのだったら、
一人で映画館に行ったり、
誰かがしゃべりっぱななしの講演だけを
聴きに行ったりするよりは、主催者が
積極的に交流の場を作ってくれるところの方がいいだろう。

で、その中でも

「私はコミュニケーションに自信がある!」
「すごい社交的だ!」
「社交能力を高めたい!」

と言った場合は、主催者側が
「あとは、自由にご歓談ください」
と、ほとんどの時間を自由にさせてくれるところを選んで
参加すればいいだろう。

また、そうではなくて、君が
「まあ、人並みの社交性だ」
とか、
「今回は、色々話せる人と知り合いたい」
と言った場合は、主催者側が
ある程度のレールを敷いてくれるものがいいだろう。

例えば、主催者側が
「では、今から5分間、○○について話してみてください」
「次は、○○をみんなでやってみましょう」
と言ったように、話す内容の枠を決めてくれる
ワーク形式の集まりは、コミュニケーションの達人じゃなくても
いろいろ話すことが出来る。

また、いろんな切り口を設定してくれる分、
話す人の意外な思考回路とかも垣間見えるので、
今回の「いろんな話が出来る仲間を作る」という目的には
マッチしているかもしれないね。

君自身にピッタリ合う「場」がみつかるといいね。



そして、3つ目のコツ。

これは、準備をしておくと便利、というレベルなんだけれど、
君自身の自己紹介を考えておくといい。

別に奇をてらった自己紹介を作る必要はない。
ただ、話が広がるような形で自分を紹介すればいいだろう。


逆の立場で考えてみるといい。

たとえば、ここに3人の人がいたとする。
3人とも、君は全くの初対面だ。

3人とも君と同じような年齢、同じ性別、同じような服装で、
外見も、あまり違わなかったとしよう。

そこで、3人のうちの一人、Aさんは
何もしゃべらなかったとする。

次のBさんは
「Bです。とある会社で事務をしています。
 今回は、勉強になると思って参加しました。
 どうぞよろしくお願いします」
と自己紹介をしたとする。

そして最後のCさんは
「Cと申します。
 株に関しては何でも聞いてくれれば答えます!
 ・・・と言えるようになりたいです(笑)
 どうぞよろしくお願いします」

とか、あるいは

「Cと申します。
 今日、飼っている猫が、ネズミに負けて帰ってきました。
 今日帰ってから、どうやってなぐさめればいいのか
 分かる人がいたら教えてください。
 どうぞよろしくおねがいします」

とか言ったとしよう。

君は、Aさん、Bさん、Cさんの
どの人と話したいだろうか?

というか、どの人とならば
話す糸口がつかみやすいだろうか?

たぶん、Cさんだと思う。


別にこれは、ユーモアを持てとか、
自虐的になれとか、そういうことを言っているんじゃない。

もちろん、相手が興味を持ってくれるにこしたことはないが、
要は
「相手がキャッチしやすくて、投げ返しやすいボールを
 投げる努力をしよう」
ということ。

それが大ハズシだったとしても、
それはそれで「話すきっかけ」にはなるから、
友達作りのはじめとしては 良いわけだ。

理想としては、参加したコミュニティに合わせて
自己紹介を変化させるといいんだけれど、
そこまでやらなくても、充分機能する。


自己紹介作りのお勧めとしては、
今自分がやっている仕事や、
自分が多くの時間をかけていることを、
ものすごく細分化して、深く話すといいだろう。
その時のエピソードなんかがあると、よりいい。

例えば、会社の事務とかでも、
「○○と申します。
 会社では書類を作ることが日課なんですけれど、
 何本もボールペンを使っているうちに
 書類つくりに最適のボールペンがあることに
 気づきました。
 そんなしょうもないことを考えている私ですけど、
 どうぞよろしくお願いします」

とか、

「○○です。
 会社でパソコンに向かってばっかりなんですけど、
 目が痛くなりにくい方法をみつけました。
 どうぞよろしくお願いします」

とか、

「○○です。
 会社のパソコンに上司の名前を
 “タコ”で変換できるように登録しておいたところ、
 バレてしまって困っています。
 どうぞよろしくおねがいします」

とか、なんでもいい。

細かくしていけば、必ず人が興味を持つ切り口があるので、
出かける前には、ちょっと考えてみてもいいだろう。 



今回の主テーマである
「色んな話が出来る仲間を作る」のは、
別に新しい場に行かなければ不可能、というわけでもない。

次の手紙では、もうちょい別の切り口から
色んな話ができる仲間作りを考えてみよう。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。

ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】「話せる仲間」のつくり方。~その2

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

前回は「いろんな話題を愉しむ仲間作り」を、
新しい出会いの場に求める方法を紹介したね。

セミナーや、習い事の体験コースや、
そのほか様々なコミュニティに顔を出して
仲間を作ってみよう、というお誘いだった。

君の事を知らない人たちの中だったら、
普段しゃべらないようなことも話したり出来るし、
いつもとは違うインスピレーションを得られたりする。

なので、興味がある分野があるのならば
積極的に参加してみてもいいだろう。


とはいえ、

「空也さん。私はどうも新しい場所は苦手なんです」
という場合もあるだろうし、

「いろいろ積極的に参加していた時期もあるんですけれど、
 ちょっと、くたびれちゃいました」
なんていうこともあるだろう。

新しいコミュニティにいろいろ参加しているうちに
なんか「自分のパターン」みたいのが出来てきちゃって、
そのパターンから抜け出せなくなっちゃった、
なんてこともあるだろう。

なので、今回は新しい場所で仲間を発見する方法ではなく、
今までの友達関係を掘り起こしてみるアプローチを
考えてみよう。

新しい場所に行って仲間を作るのは、おっくうだ。
でも、いろんな話題を愉しめる仲間は作りたくなった。
そんな場合に効果的な方法だ。


今回紹介する方法は、とってもシンプルだ。

まずは、今現在交友関係がある友達をリストアップしてみよう。

で、

「その人と、どんなつながりで友達になっているのか」で
グループ分けをする。

たとえば、
「会社の同僚グループ」とか、
「趣味の集まりグループ」とか、
「学生時代の友達グループ」とかだね。

そして、そのグループの中から一人ずつを集めて、
まったく新しい友達グループを作る、という寸法だ。
君を中心軸として集まる同志たち、
みたいなイメージだ。

君が楽しい時間を過ごせそうだと思えば
どんな集め方をしても、もちろんかまわない。

その上で、私の体験上おさえておくといいポイントを
一応紹介しておこう。

ポイントは色々あるが、

・1グループからは一人だけを誘う。
・可能性思考で、一緒にいて楽しい人を誘う。
・定期的に集まれるメンバーが望ましい。

くらいかな?

まぁ、当たり前のことばっかりなんだけれど、
一応軽く説明をしておこう。


「1グループからは一人だけを誘う」
というのは、同じグループ内で
複数メンバーを集めてしまうと、
話が安全な方向・・・というか無難な方向で
終わってしまいがちになる。

新しく始まった友達グループ以外でも
付き合いがあるわけだから
「この話は、ここではやめておこう」とか、
「まあ、この辺までしか話せないな」と、
お互いがお互いをけん制しあいがちになる。

同じような理由で、違うグループであっても、
職業が全員同じ、なんていうよりは
バラエティがあった方が楽しいかもしれないね。


「可能性思考で、一緒にいて楽しい人を誘う」
と言うポイント。

当たり前だけど、これからいつもとは違う
楽しい時間を共有しようとしているのに
「あれはダメ!これもダメ!」
みたいな人を入れると、足並みが崩れる。

「いろんな話ができる、新しい友達グループ」
という趣旨を理解してくれて、それを楽しんでみよう、
という好奇心を持ってくれる人がいいよね。

君が、君の所属するグループ内で
白羽の矢を立てる人なわけだから、
まぁ変な人選はしないと思うけれど、念のため。


そして
「定期的に集まれるメンバーが望ましい」
というのは、声をかけたメンバーのうち、
一人がとても遠い場所に住んでいて、
集まるのが非常に困難だ、なんてなると、
グループ自体が立ち消えてしまう可能性がある。

せっかく集めたメンバーなんだから、
気が合えば定期的に集まって、
「秘密の話を愉しめるメンバー」
になるのがいいと思うんだけれど、どうだろう?

とか言いつつ、
私がすでに構築したメンバーの中で、
私だけが離れた場所に住んでいて、
私が「のけもの」になりそうなのもあるんだけれどね(笑)



とにかく、君が所属しているグループの中から
一人ずつを選出して、数人のグループを作って、
そして、第1回目の集まりのときに、
君が、普段見せないような君を見せたり、
普段話さないような話をしてみよう。

すると、今まで君が知っていた一人ひとりが、
まったく違う側面を見せ始める。

まるで化学反応のように、今までとは別の
不思議なグループが生まれるだろう。


「こいつは楽しいヤツだから、
 もっと別の側面も見てみたいなー」
と思える人同士が、君を中心にして集まるわけだ。

けっこうワクワクするよ。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也



■追伸

そうそう。
「もう少し友達の幅を広げたいなー」
と思ったら、私と友達になりましょう。

Facebookで、「空也ふうそう」で登録してあるので、
よかったら友達申請&メッセージをくださいね。

この手紙とは違う、くだけた感じの話とか、
手紙にはならないような、短いつぶやきとか、
ものすごい くだらない話とかしてます(笑)

これが、前回言っていた3つ目の「友達の作り方」です。

ではでは。

【雑記】 頼られる相談者になるには?

こんにちは、空也です。

いままでも手紙の中で、さまざまな
コミュニケーションテクニックを紹介してきたね。

さらに本屋に行けば、
「相手とうまくコミュニケーションする方法」
みたいな本が、ごまんと売られている。

なので、君がその気になれば、
人とうまくコミュニケーションをとるテクニックは
いくらでも学ぶことができるわけだ。


ところが、色々テクニックを学んだ上で、
いざ色んな人とコミュニケーションをとろうとすると、
「あれ?うまくいかない?」
「こんなはずじゃなかった」
みたいなことは、たびたび起こる。

特に「相手の悩み相談を聴く」なんていう
シチュエーションでは、学んだテクニックは
すべて通用しない、なんてことも多い。

考えてみればそれは当たり前のことで
相手は生身の人間で、自分の悩みに関しては
誰よりも深く深く考えている。

それを、生半可なテクニックなんかで
聴いて欲しくないわけだ。

悩みを聴く側が、どんなにテクニックを
使っていないように振る舞い、隠そうとしても、
真剣に悩んでいる人には、ささいな事から
伝わってしまい、心を閉ざされてしまう。


将棋の定石をたくさん覚えたからと言って、
それだけでは将棋が上手い人にはならない。

同じように、コミュニケーションのテクニックを
たくさん知っているからと言って、
実際にうまくコミュニケーションが取れる人になるかは
また別の話だ。

コミュニケーションの基礎を覚えておくことは
役に立つけれど、あとは実際に相手と向き合って、
心をこめて接していかなければ、まったく意味はない。

なので、最近の私は、人の悩み相談に乗るときは、
今まで学んできたテクニックは全て放り出して
たった一つのことだけ注意して聴くようにしている。

注意している、たった一つのこと。
それは、

「私は裁判官じゃない。
 私は傍聴人じゃない。
 私は、相手の弁護人だ」

という意識だ。

ちょっと詳しく説明しよう。

悩み相談を聞いていると、ついつい
「それは、あなたが間違っているんじゃない?」とか、
「○○については相手が悪いけれど、
 △△については、あなたも悪かったね」と言う風に
“善悪”を判断したくなったりする。

また、
「それについては、○○しなよ」
と言ったような、強いアドバイスをしたくなったりもする。

でも、悩んでいる相手は、ほとんどの場合
善悪を判断してもらいたいわけじゃないし、
一方的な解決策を提示してもらいわけじゃない。

ということは、悩み相談を聴く私たちは、
相手を裁いたり、判決を言い渡す「裁判官」の権限は、
もっていないと言えるわけだ。

ついつい相手が話すことを裁きたくなる事が
あるかもしれないけれど、
悩みに対してどう行動するかを決める「判決」は、
あくまで悩んでいる本人が出すことだ。

「裁判官」は、相手の中にいるのであって、
悩みを聴く側は、裁判官になってはいけないと思う。



また、相手の悩みが自分にまったく関係なかったりすると、
全然興味を示さなかったり、
応対が上の空になったりすることもある。

さらに、相手が真剣に悩んでいるのに、ついつい
「あー、そんなことは私もあるわよー」
「この前もね、○○・・・」
なんて、自分の話にすりかえちゃったりもする。

相手が悩みを伝えるのに、君を選んだ時点で
(相手との関係を大事にしたいのであれば)
やはり親身になって聴くのが、マナーだと思う。

それを、第三者的気分で
「なんとなく」
「興味があったら聴くけど、つまらなかったら聴かない」
という態度で接すると、やっぱりよくないと思う。

ただ「傍」で「聴」いているだけの「傍聴人」ならば、
悩んでいる相手は、君を選んで悩みを吐露する意味がない。

客観的に聴きつつも、ちゃんと味方であることを
意識すると、相手は安心するんじゃないかな?
と思うんだよね。

なので、
誰かの悩み相談を聴くときは、
善悪を裁いたり、判決を出す「裁判官」ではなく、
冷めた第三者の「傍聴人」でもない、
相手にとっての「弁護人」という意識で
話を聞くのが、一番いいように思う。


実際の弁護士さんが、どうなのかはよく知らない。

ただ、理想的な弁護士のイメージとして

「相手に寄り添い、出来る限りいい判決になるよう
 全力でフォローする」

「相手がどんなに悪かろうと、
 一貫して相手の味方であろうとする」

「守秘義務は、必ず守る」

「相手が落ち込んだときは、励ます」

「どんな判決になっても、
 相手を人として認め続ける」

なんてことが挙げられるんじゃないかな?


色んなテクニックを学んでいても、
「このシチュエーションでは、このテクニック」
「コレコレの場合は、また別のアプローチ」
なんて頭で考えていても、ちっとも相手は安心しない。

シンプルに
「あれ?いま私は“裁判官”になっちゃってないかな?」
「おっと、つい“傍聴人”みたいになっちゃった」
なんて考えると、自分のスタンスが分かりやすい
と思うんだけれど、君はどう感じるかな?

君が、君の大切な人たちにとって
信頼され続ける存在であることを願って。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 得意分野は黒く染まっている

こんにちは、空也です。

昔、小学生時代の国語のテスト問題で、
「この時の作者の気持ちを、二十字以内で答えなさい」
といったような問題って、よくあったよね。

私は小学生当時からひねくれていたので、
「そんなの、作者に直接聞いて見なければわからないじゃん」
と思っていた。

で、

「正確には、
 “作者の気持ちを想像した出題者の気持ちを答えなさい”
 だよなー」

なんて思いながらも、テストの点数は欲しかったので、
求められていた答えを書いたものだった。

そんなひねくれボウスが年を重ねると、
トレーダーみたいな職業につくのかもしれないね(笑)


とまぁ、私はそんな思考回路になっているので、
世の中に出回っているニュースを見ても、
なかなか素直には受け取らない癖がついている。

株の情報番組を見ても
「この起業の株は買いですね!」
と言っているコメンテーターの話は
「あー、そうやって推奨すると、
 この人のフトコロにお金が入ってくるんだなー」
と思うし、

政府の政策を見ても、
「この政策を進めると、推進者はどういった
 メリットを享受できるんだろうなー」
と、妄想を膨らませたりする。


世の中にある有料の情報の中に、
フィルターのかかっていない情報というのは、
ほとんどないといっていいだろう。

有料というのは、なにも君自身が
お金を払っているかどうかではなく、
誰かがお金を払って発信している情報全部に
いえることだ。

「だから、世の中間違ってる!」
「こんな世の中、なげかわしい!」
なんて言い出すと、
「思春期真っ只中」っぽくてステキなんだけれど、
今回は、そういう熱血な話ではない。

今回の話は、
「じゃあ、フィルターのある話の中から、
 出来る限り中立の情報を得るためには、
 どうすればいいんだろう?」
という話。

中立的な立場の情報を得たいときには、
頭の片隅に覚えておくと便利かもしれない。


中立的な立場の情報を得るコツは簡単で、
先ほど書いた前提である
「世の中の有料情報は、
 ほとんどフィルターがかかっている」
という事実を、逆に利用すればいい。

基本的に、情報を発信しているということは、
そこには、「カネ」か「コネ」が動いている。

大きなお金の流れがあるのであれば、
より大きなフィルターをかけて情報が発信されるし、

背後にある人のコネクションが強ければ強いほど、
大きな大きなフィルターがかけられることになる。

なので、中立の情報を得るためには、
あまり大きな「カネ」「コネ」がないところを
中心に情報を集めればいい。

とはいえ、単なる趣味でつぶやいている
ネット情報なんかを当てにしても、
それはそれで中立性や正確性に欠ける。

あくまでも、有料で発信している
責任ある情報ソースであることが望ましい。

「うーん。なんとなくは分かりますけれど、
 具体的には、どんな情報ならいいんです?」

と疑問を持つだろうから、
具体例を書くことにしよう。


具体的には、実は「新聞」が一番いい。

新聞は、大きな事件などについては、
触れないわけには行かないし、
ある程度責任のある記事を書かなければ
いけないことが多い。

ただし、最近の風潮としては、
「責任ある記事を書くこと」と、
「カネ、コネ」の優先順位は、圧倒的に
後者を優先していることが多い。

なので、新聞から中立情報を得るためには、
「その新聞の、得意分野じゃないジャンルの
 情報を集める」
というのが、一番効率がよかったりする。

なぜならば、ある新聞の「得意ジャンル」がある
ということは、それだけ大きなお金の流れがある
ということに直結しているし、
たくさんの情報が集まってくるということは、
それだけ人と人のつながりや、ドロドロした背景が
あるということにも繋がっているからだ。

なので、皮肉な話だが、
経済的なジャンルで中立的な情報が得たければ、
経済紙には頼らないほうがいいし、
ある特定の国の中立的な情報が得たければ、
該当する国に好意的だったり、
あるいは逆にネガティブだったりする新聞は
避けたほうが賢明だ。

具体例を挙げると、
日本で一番経済のジャンルで強いとされている
ある新聞は、昨年末に行なわれたEU首脳会議について
ミスリードを促す(というか、完全にウソの)見出しを
つけたりしている。

逆に、特定の国に肩入れしすぎな傾向のある新聞は、
このEU首脳会議のニュースに限っては
「目標103兆円に届かず」という、最も大事な
情報を中立的に書いてあったりもする。



「得意分野には、独自の意見を持ちたい」
というのは、個人であれ、組織であれ
ついつい抱いてしまうものなのかもしれない。

損得勘定抜きでも、ついつい偏った意見に
なりがちなんだから、そこに
カネやコネなどの損得勘定がプラスされたら、
相当ゆがんだフィルターがかかってしまうのかもしれないね。

私が書いているこの手紙だって、
フィルターがかかっている情報もあるだろう。
無意識に、だけどね。

特に君をミスリードするつもりはないけれど、
「あれ?これは空也さん違うんじゃない?」
といった、「もうひとつの目」を持ちながら
これからも、読み進めてもらうと嬉しいね。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 
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