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【心】 たちの悪い強者たち

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

会議なんかがあると、よく自分の意見を
ギャーギャー振り回す人って、いるよね。

他のみんなは

「その意見、本当は違うんじゃないかなぁ・・・?」

なんて思っていても、
反対するだけの別案も、エネルギーもないので、
なんとなくその人の意見が主流だと思えてしまうような場面。

会議なんかでもよく見る光景なんだけれど、
最近はヤフーニュースなどのコメント欄でも
見受けられるようになってきた。

いわゆる
「ノイジィ・マイノリティ(騒がしい少数派)」
が、いろいろ言っている場面だ。


今までは、公のニュースに対しては、
少数者はモノが言えなかった時代が長く続いていたのに、
少数者の意見も多くの人に見てもらえるようになったのは
とても良いことだ。

私もニュースのコメント欄とかを見て
「なるほどねー」
「私も、同じ意見だな」
と思うことも多々あるので、とても参考になる。

しかし一方で、
「あくまでもそれは、一意見である」
ということを忘れないようにしないといけないとも思う。

ニュースのコメント欄に書き込みをする人の意見が、
世の中全ての人の合意意見だと考えたりするのは、危険だ。

コメントは多くの場合、ある事象の一面だけを
見て発言しているものが多い。
(特に、ネガティブなものにフォーカスしているものが多い)

それを「主流意見」だとするのは、
自分で自分を洗脳しているようなものなので、
気をつけたいところだ。


それに、どんなに多くの賛同を得られている
コメントだとしても、その影には、

「そのニュースには、コメントするほど興味がない」

「反対意見だけれど、反対意見を言ったり、
 “そう思わない”をクリックするほどのこともない」

と考えている、圧倒的な
「サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)」
がいることを忘れないで、ニュースは見ていきたいよね。


で、
ここまで来て、株の話。

一般社会だと、多くの場合
「ノイジィ・マイノリティ」と「サイレント・マジョリティ」
という構図になり易いんだけれど、相場の世界は、違う。


株の世界で、株価を決定するほどの影響力がある人は、
たいていの場合は

「この株が騰がるぞー!!」
とか、
「この銘柄は、テクニカル的にも財務的にうんぬん・・・」
なんてことは、公には発言したりしない。

静かに、自分のポジションを決めるだけだ。


さらに、株価を決定付けることが出来るほどの
圧倒的資金力を持っている人は、
当たり前の話だけれど、市場全体では少数派だ。

株で利益を出していくためには、
静かに、そして圧倒的資金力をもって
株価に影響を与え得る
「サイレント・マイノリティ」
たちが、何を考えているのかに思いをめぐらせる必要がある。


「あの銘柄が騰がる、この銘柄が騰がる」
「あーでもない、こーでもない」
と騒ぐコメンテーターや、
その大騒ぎを聞いて自分の売買に右往左往する
多くの人たちのあわてっぷりを尻目に、私たちは、

最もたちの悪い、
「静かなる少数派」たちが何を考え、
どんな行動をとるのかを考えて行動する必要がある。

今、画面の向こうで、静かに巨大マネーを動かしている
「サイレント・マイノリティ」たちは、
何を画策しているんだろうね。

君は、どう思うだろう?


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 
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【技】 売買ルールは、ダイエットさせる

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

トレードの売買ルールを作るときには、
様々なことを考えると思う。

「どうすれば、勝率を上げられるか?」
「どうすれば、全期間でプラスをあげられるか?」
「どうすれば、ドローダウンを減らせるか?」
などなどなど。。。

その結果として、ついついやってしまうのが、
「ルールのパラメーターを増やす」
とか、
「条件を複雑化させる」
ということなんだと思う。

「RSIだけじゃ勝率が悪いから、移動平均乖離率を使おう」
とか、
「日経平均とダウの関係が○○という時にエントリーしよう」
とか、そういう感じだ。


もちろん、最終的には、利益が出れば何でもアリなので
どのような方針をとってもかまわないと思う。

ただ、自分が使用するメインの売買ルールに関しては、
なるべくシンプルなものにすべきなんじゃないかな?
と思うんだよね。

シンプルなルールの方が、将来にわたっても
実運用に耐えられる可能性が高いし、
うまく行かなくなったときの修正も効きやすい。

なにより、けっこうなドローダウンを食らったときにも
「これ以上のルールは、思いつかない」
として、がんばって使い続けられやすいという
利点もあるからね。


複数のルールを使って運用する場合は、
条件が非常に複雑で、普段はエントリー候補が
あまり出てこないような売買ルールもあっていいと思う。

けれど、自分のメインとするルールを作る場合は、

「どうやったら、パラメーターを減らせるか?」
「どうやったら、コアとなる指標以外は、削除できるか?」

というふうに作っていくと、綺麗なルールとなるだろう。

ちなみに、私が現在運用しているメイン売買ルールは、
売買代金と、もうひとつの指標だけしかない。

それでも充分運用できる売買ルールとなるので、
あまりゴテゴテ作る必要はないだろう。


人間関係と同じように、
うまくいかないときにゴテゴテいろいろつけても、
状況は改善しない。

シンプルな核を見極めて、それだけに集中して
あとは勇気を持って削除する。
なんてことが必要なのかもしれないね。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 誰となら、人生交換したい?

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

最近、つくづく
「一人ひとり、誰もが大変だなぁ」
と思うんだよね。

震災の傷が癒えない中、必死に生活している人。
景気がよくない中、頑張る人。
会社や家族との人間関係に奮闘する人。

いろいろなシチュエーションがあるんだろうけれど、
それぞれの人が、本当に大変な中、
日々を暮らしていると思う。

そして、
世間的には「成功者」や「マスター」と言われている人も、
人には表立って理解はされにくいけれど、
それぞれの悩みや大変な思いを抱えている。

しかも、成功者だからと言って悩みの内容が
「どうしたら世界が平和になるだろうか」
とか、
「クリーンエネルギーは、どうやったら生み出せるのか?」
みたいな“高尚”な悩みばかりではなく、
けっこう「え?そんなこと?」みたいなことで
悩んでいることも多い。

「仕事が多すぎて、家族との時間が取れない」
とか、
「娘が自分を避けるようになって来た」
とか、
「あとちょっとお金があったら、
 ビジネスを安定させられるのに」
などなど。

明らかに苦労しているように見える人も、
表面的には全部うまく行っているように見える人も、
深く相手を知れば知るほど、
「うわぁ、大変だなぁ」
と思うんだよね。



君も、ちょっと考えてみて欲しい。

もし、君の目の前に神様かなんかが現れて、
「あなたが知っている人と、あなたの人生を
 そっくりそのまま交換してあげましょう」
と言ってきたとする。

君は、その申し出を聞いて、
「じゃあ、○○さんと人生交換してください!」
と、すぐに言い切れる人物って、いるだろうか?


いつもの妄想癖なんだけれど、
私はけっこう真剣に考えてみたんだよね。

「誰かの人生と交換できるとしたら、
 誰と交換してもらうだろう?」ってね。

ところが、真剣に考えれば考えるほど、
誰と人生を交換しても「うーむ」と
考えてしまったんだよね。


たとえば、大統領との「人生交換」は
権力的はスゴイけれど、圧倒的なストレスと
プレッシャーがあるだろうし、

いわゆる成功者の人も、
オモテだけじゃなく内情の話を聞くと
「うわ、大変だ!そりゃ勘弁!」
っていう人しか思い浮かんでこない。

大舞台で活躍しているプロスポーツ選手は
ものすごいハードな訓練を
来る日も来る日も繰り返しているし、
大金持ちになればなるほど、
資産を守り、殖やす事が複雑怪奇になってゆく。
嫉妬やねたみの標的にもされやすいしね。

平和に老後を暮らしている人は、
寿命っていう、避けられない命題を抱えている。

真剣に
「これからの一生、この人の人生と交換したい!」
と思えるような人って、いないんだよね。

君はいるかな?
その人のことを全部理解してでも、
人生交換をしたい人って、いただろうか?



で、

私 個人的には思い浮かばなかったことから、
2つのことを考えたんだよね。

ひとつは、
「なんだかんだ言って、自分が人生決めてるんだな」
ってこと。

もちろん、
「こんなこと、起こって欲しくねぇ!!!!」
「なんでこんな目にあうの?」
みたいなことは、日常茶飯事的に色々ある。

でも、本当にイヤなら
今の仕事を投げうっちゃえばいいし、
今の人間関係をぶった切ってしまえばいいし、
自分が「こうなりたい」と思うことをやめればいい。

大会社や老舗がつぶれていき、王族が離婚する時代、
本当に自分を縛っているものなんて、
実はほとんどない。

自分が「これは選べない」と思っているものは
まず「選んでいない」だけに過ぎない。


そんな中、自分が生きている現実を選んでいて、
具体的な「人生をまるごと交換したい人」ってのが
出てこないんだから、
「あー、なんだかんだ自分が選んだ人生を
 生きているんだなー」
と、じんわり思ったんだよね。


もうひとつは、

「みんな大変なんだから、
 今よりもう少し、人に優しくしてみようか」
ってこと。

長い長い人類の歴史で、一緒の時代に生きている人は
老若男女ひっくるめて「人類の同期入社」みたいなもの。

全員に優しくなれていない自分を振り返って、
「ま、もうちょいだけ」
人に優しく接することができればいいな、
と感じる今日この頃だよ。

特に、今、この手紙を読んでいる君とは、
優しい時間を共有できればいいよね。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 プロ野球選手の意識

こんにちは、トレーダーの空也です。

プロ野球の選手って、年棒何億で契約とか、
メジャーリーグに挑戦とか、女子アナウンサーと結婚とか、
いろいろ派手なニュースになったりするよね。

でも、実際のプロの世界と言うのは、
本当に厳しいものなんだろうな、と思ったりする。

まず、身体が資本だから、
毎日の厳しいトレーニングはもちろん、
食事のコントロールや睡眠などについても
様々な制限があることだろう。

そして、その厳しいトレーニングと節制を行なったうえで、
監督が考える その日の戦略にマッチしていて初めて、
トレーニングの成果を発揮することが出来る。

トレーニングの成果を発揮できるかは、
それまでの試合の流れや、直接相対する相手選手にも
かなり左右される。

自分が思い通りの活躍をしたとしても、
同じチームの選手がポカをしたりすれば、
チームの勝利にも結びつかないし、
自分のプラスポイントにもならなかったりする。

「また次がんばろう」
と思っても、次のチャンスをもらえるかは
また監督の采配次第だし、
年齢という、避けては通れない厳しい制限も
背後から忍び寄ってくる。


そして。

勝負事の世界なんだから当たり前だけれど、
「自分が活躍して、勝つ」ということは、イコール
「相手を負かす、相手を倒す」ということ。

直接は見えなかったとしても、
相手の年棒を奪って、自分が稼いでいるということになる。

相手ピッチャーが甘い球を投げてきたら、
当たり前のように打つ。

相手の苦手としている球種を投げるようにする。

自分が勝つために、ルールの範囲内でできることは
なんでもする。

自分が野球界という世界で生き残るために、
さらに大きな年棒で契約ができるようになるために、
最大限の努力をして、最大限の成果をあげて、
相手の年棒が低くなることもいとわずに、勝ちに行く。
それがプロだよね。


今回は、野球という例で話をしたけれど、
おそらくどんなプロの世界も同じだと思う。

漫画家の世界だって、
雑誌の枠を奪い合うという側面もあるだろうし、
芸能人の世界だって、
テレビの枠を奪い合い、同じキャラの人を
つぶしているという側面もあるだろう。

普段は気にしてない人も多いだろうけれど、
何かのプロの世界で活躍するためには
当然ついてまわる話なんじゃないかな?


そして、もちろんトレーダーの世界も
いままでの話と同じ、プロの世界だ。

相手から奪っていると言う側面もあるだろうし、
自分が最大限の準備をしていても、
市場全体の動きに翻弄されることもある。

年棒500万円の野球選手が
年棒何億の選手と戦うこともあるように、
自分の何倍もの資金を持っている市場参加者と
ぶつかり合っていることもあるだろう。

それでも、文句を言わずに
最大限の努力をして、最大の成果をあげようとする。
それがプロだと思う。

君も、株式市場に参加するときは、
「自分はプロのトレーダーだ」
という認識をもって参加したほうがいいと思う。

君がどんな意識で参加しようがかまわないが、
君が立つマウンドは、
近所の河原のマウンドではなく、
東京ドーム、ナゴヤドームといった、
一流選手たちがうごめいているマウンドなのだから。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 プランBを用意しておこう

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

トレーダーという立場上、けっこうたくさんの人から

「これから資産を防衛するためには、
 どうすればいいと思う?」

といった相談を受けることが多い。


正直に言ってしまえば、
どうすればいいのかが正確にわかるんだったら、
私は今より数十倍、数百倍もお金持ちだっただろうから、
「わからん!」
というのが、回答になる。


とはいうものの、

さまざまな状況から考えて、
どんな人にも言えるアドバイスが、ひとつだけある。

それは、
「複数の戦略を持っていようね」
ということ。


株式トレーダーがこんなことを言うのもおかしいけれど、
たとえば現金とか株といった「紙の資産」だけで
資産を形成しておくのは、現在は非常にリスキーだ。
いわゆる現物資産も、充分投資対象として
考えておいたほうがいい。

君のトレードがうまくいって、
たとえば今持っている10倍の現金が手に入ったとしても、
それ以上のスピードで物価が上がっていけば
まったく意味がなくなってしまう。

数字のマジックではない、
「価値認識を共有しているもの」を保有していることが
非常に強い意味を持つ時代にも、なるかもしれない。


もちろん、このままの延長線上で
デフレ、円高が続くかもしれないけれど、
ある日突然、「ルール」が変わる可能性も、
かなり強まってきている。

そんな時にも落ち着いて行動が出来るように
「プランA」だけでなく、もうひとつの「プランB」も
用意しておいたほうがいいかもしれないね。


「空也さん。
 そんなこと言っても、具体的にはどうすればいいんですか?」

「そもそも資産を分散できるほど、
 余裕のある経済状況じゃないんですけれど」

ということも、もちろんあるだろう。
なので、具体的な「プランB」の実施は難しく思えるかもしれない。

でも、ほんの小さなことでも、準備をしているのと
していないのとでは、天地の差が開く。
自分自身ができるところで、準備をしておくのが
とても大切だろう。


簡単に準備が出来るものとしては、まず
過去の歴史上で起こった経済的混乱と、その状況を知っておくこと。

これは、ネットでハイパーインフレ関連を調べれば
いくらでも出てくる。

書籍も、現在は複数出ているので、何冊か読んでみるのもいいだろう。

ハイパーインフレになるんだったら、株を買っておけば安泰
という風にも思えるかもしれないが、
ちょっと調べれば、ハイパーインフレ時に株が最も有効な選択か、
そうではないのかがすぐに分かるだろう。


あとは、よく言われていることだけれど、
金(ゴールド)の積み立てなんかもいいかもしれないね。

金はどうせ利息はつかないんだから、
手元に置いて置いたほうが、よりいいかもしれない。

預金封鎖をされたときに、銀行の貸金庫や
ゴールドを預けていたところが、君の手元に
君のゴールドを渡してくれるかも、わからないからね。


「知識を蓄えるのはともかく、
 ゴールドを蓄えておくような余裕もありませんよ!」

と言う場合は、資産防衛のために動けることはないのか?
というと、そうでもない。

資産防衛は、まず最低限度のところでは
「生き延びること」
が大切なので、とりあえず食えればなんとかなる。

ハイパーインフレが起こったときに、
とんでもなく高いお金を出さないと食べ物が手に入らなくなる
という事態を避けるために、今から農家と仲良くなっておく、
というのも、立派な資産防衛だ。

農家から直接野菜を購入するとか、農家の人と友達になる
なんていうのも、実はハイパーインフレ対策になり得る。

緊急時に最もモノを言うのは、人とのつながりだ。

「今までずっと懇意にしてくれていた○○さんには、
 ちゃんと野菜を届けてあげたい」

と思ってもらうだけで、相当の「資産」を持っているといえる。


複数の戦略を考えておいて、いざと言うときには
プランBを採用しよう、と思っているだけでも、
君の初動は、まるで違ったものになるはずだ。

大暴落のときに指をくわえて見ているだけなのか、
それとも違う動きが出来る自分でいられるのか?


お互いに、臨機応変に対応できる大人でありたいよね。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 ストレスを作り出す、たった一つの原因

こんにちは、トレーダーの空也です。

年も押し迫ってきて、なにかとバタバタ忙しい日々が
続いていることだと思う。

忙しくなると、ついつい普段は感じないストレスも
感じやすくなってしまうよね。

ところで、ストレスの原因は、突き詰めていくと
たった一つしかない、っていうことを
君は知っているかな?

「いや、空也さん。
 ストレスには、人間関係のストレスとか
 仕事上のストレスとか、たくさんありますよ」

と君は思うかもしれない。

けれど、本質的に考えていくと、実は
ストレスの原因になりうるものは、たった一つしかない。

人間関係のストレスも、
仕事上のストレスも、
トレードで抱えるストレスも、
すべてが、たったひとつの原因から来ている。

原因となるものはたった一つなんだ、ということが分かれば、
自分のストレスにも対処しやすくなるので、
今回は、その「ストレスのたった一つの原因」を
紹介したいと思う。


と、前置きは凄そうだけれど、話はとてもシンプルなんだ。

「ストレスのたった一つの原因」。
それは、君の中にある
「べき」
という思いだけで作られている。


君も、何かストレスを感じていることを
思い浮かべてみて欲しい。

君が思い浮かべたストレスの内容がどんなものであれ、
そのストレスを作っているのは、君の中の
「○○は□□であるべきだ」
という思い込みから発生している。


○○は、もっと私に優しくするべきだ。
人は、自分の話をもっと聞くべきだ。
お客さんは、もっとウチの商品を買うべきだ。
仕入先は、もっと安く仕入れさせてくれるべきだ。
自分の仕事は、完璧であるべきだ。
本物が評価されるべきだ。
マスコミは、真実を報道すべきだ。
政治家は、しっかりとビジョンを指し示すべきだ。


などなどなどなど・・・

私たちは様々なものに対して、
色んな「べき」を持っている。

その「べき」と違う現実に直面すると、君も私も
ストレスを感じる。


そして、

やっかいなのが、私たちがストレスを感じる「べき」は、
道徳的や世間的にマッチしているかどうかは
まったく関係ない、という点だ。

ストレスを感じてしまうのは、例えば、

「私の買った株は、騰がるべきだ、」
とか、
「世の中の異性は、私に注目すべきだ」

なんていう、ある意味ワガママなことでも、
うまくいかないとストレスを感じるように出来ている。

まぁ、そんな風に思えるワガママさがあるからこそ、
人は自分の「べき」を実現させるために
頑張れるんだろうけれどね。


「ストレスの原因は、自分の中の“べき”が作る」。

これを覚えているだけで、君のストレスとの
付き合い方は、だいぶ変わったものになるだろう。


もし、君がどうしようもないストレスを
感じてしまった時は、ちょっと立ち止まって

「私は、何に対して“べき”と思ってるのかな?」

と考えてみるといいかもしれない。


そして、君のストレスの原因になっている「べき」は、
たいていの場合は、自分の思い込みなので、

「今まで“べき”と思ってたけど、
 違うのもアリだよなー」

「世の中には、自分と違う“べき”を
 持っている人も、いるんだもんなー」

と思ってみるだけでも、ふわっとストレスを
軽減させることができるだろう。


「べき」は、とりあえず置いておいて、
今自分にやれることをやるか、

「べき」だと思っていることを
完全に手放してしまうか、

どちらかしか、ストレス発生の根本原因を
解消する方法はないんだろうからね。


なんて言いつつ、
「ブログを読んだ人は、ランキングクリックすべきだ」
と思っている私がいたりします(笑)

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【心】 ゆく年くる年に、売買をふりかえる。

こんにちは、トレーダーの空也です。
今年も、残すところ わずかになったね。

今年の君のトレードのパフォーマンスはどうだったかな?

「めちゃめちゃ稼がせてもらいました」
という人もいるだろうし、

「茫然自失になるくらい損をしました」
という人もいるかもしれない。

いずれにしても、今年は今年、
そしてまた来年は来年で、気持ちを切り替えて
取り組んでいくしかないよね。


さて、

トレーダーにとって、蓄積していけるものは色々ある。
たとえば自分だけの売買ルールであったり、
知識であったり、経験であったり、様々だ。

その中でも、利益を出していなかったとしても
「経験」は、将来に向けての大切な財産になる。

経験という財産を有効に活用するか、それとも
ただの宝の持ち腐れにするかは、他ならぬ君しだいだ。

ぜひ、プラスの経験もマイナスの経験も
将来のプラス要因に昇華させていきたいものだよね。


「空也さん。経験を財産にするのは大賛成なんですが、
 具体的には、どうやればいいんでしょうか?」

と、君が思うかもしれないので、
ひとつ具体的なやり方を提案しようと思う。


まずは、今年1年間の売買を振り返って、
もっとも記憶に残る取引をピックアップしてもらいたい。

プラスの成績だった取引でもいいし、
マイナスの取引でもかまわない。
また、1つに絞らなくても、印象に残ったものは
全部ピックアップしてみよう。

ネットの証券口座を使っているのであれば、
今までの売買履歴を見ることは簡単だろうし、
自分で売買日記をつけている人は、それを振り返っても
いいだろう。


そして、ピックアップした銘柄の1年間チャートを表示して、
自分がエントリーしたポイントと、
決済したポイントをチェックする。

1年経ってみると、
「なんでこんなところでエントリーしたんだろう?」
とか、
「ここで決済しているのって、なんで?」
とか、自分の事なのに不思議に見えることも多いだろう。

でも、どんな理由だったにしても、間違いなく君が判断して
エントリーと決済をしたわけだ。

次も同じような利益を出すため、
もしくは次は同じようなアホなトレードはしないために、
どうすればいいのかを考えてみよう。

いつも自分が見ているテクニカル指標に当てはめて
考えてみる時間もとってもいいし、

さらに、普段自分が使っていないテクニカル指標から見ると
どんな情報が引き出されるのかを見てみるのも
今後のトレードの幅を作るのに参考になるだろう。


また、自分と同じタイミングで、売買逆のポジションを立てた人は
その後どんなトレードをしたのかを想像してみるのもいい。

自分とは違う考え方を持っている人がいるから
君はその銘柄にエントリー出来たわけだし、決済も出来たわけだ。

同じチャートを見て、
君とは別の「これからの利益ストーリー」を見た人は
いったいどんな判断の元に、君とは逆の行動に出たのかを
考えてみるのも、きっと将来の財産になるだろう。

こんな復習は、もちろん毎日やってもいいんだけれど、
ゆく年くる年に思いを馳せながら、
じっくり取引に向き合ってみるのも、いいかもしれないね。



さて。

今年は、たくさんの事件や災害に見舞われ、
トレードどこじゃなくなった方も大勢いらっしゃると思う。

そんな中、こうやって年末を迎えられることに
本当に感謝します。

また来年も様々なことを手紙で綴っていければと思うので、
どうぞこれからもよろしくお願いします。

今年も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 
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