スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

〔雑記〕 一杯の水割りに、商売の真髄がある

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

前回の「足りないものは赤っ恥」から、全然連絡がなかったから
「空也さん、どんだけすごい赤っ恥をかいたんだよ!?」
と、心配させちゃったかもしれないね。

心配させちゃって申し訳なかったけれど、
おかげさまで、元気に過ごしています。


さて。

先日、焼き鳥屋さんに飲みに行ったとき、
私のカウンターの隣に、一人で飲んでいる老紳士がいた。

普通は「焼き鳥屋で一人酒」なんていうと
「ええー、飲んだくれのオッサン?」
みたいに思うかもしれないけれど、その方は
とても上品に飲んで、焼き鳥を楽しんでいた。

そこで軽く声をかけてみると、
なんと京都の老舗呉服店のオーナーだったんだよね。

たまたま、近くの高級デパートで展示会を開催していて、
その帰りに焼き鳥屋に立ち寄ったとのことだった。

場所が違えば、私が親しく話せるような方じゃないんだろう
けれど、そこは焼き鳥屋。
ざっくばらんに、いろんな話を聞かせてもらうことが出来た。


興味深い話は色々あったんだけれど、
その方はご商売を「1杯の水割り」に喩えていた。

ウイスキーの水割りには、
ウイスキーと、氷と、水のバランスがビタッと合う
絶妙な量と言うものがあるらしい。

ウイスキーが、ほんの一滴多くても少なくてもダメ。
氷が多すぎても少なすぎてもダメ。
水が気持ち増えただけで台無しになってしまう、
というバランス。

そのバランスがバッチリ合うと、
なんとも美しい甘みを愉しむことのできる
「珠玉の一杯」が出来上がるという。

そして、老紳士は「商売も同じ」だと続ける。

自分の儲けだけを考えてもダメ。
相手の儲けだけを考えてもダメ。
世間様との関係だけを考えてもダメ。

バランスのバッチリ合う値段を設定して、
自分も、相手も、世間様も喜ぶ
「珠玉の商売」を目指しているから、
こんな不景気の中でもやっていけているんだよ。
と教えてくださった。


多くの商売仲間が、不幸な末路を迎えた話も出てきたし、
たくさんのご苦労をされた話も聞いた。

そんな体験の中で出てきた「珠玉の一杯」を
作って行こうという精神は、本当に頭が下がる。



ドライに
「お金は仕組み作りの対価」
と考えることも必要だけれど、
一杯の水割りの中に、商売の真髄を見られる方は
やっぱり素敵だな、と感じたよ。

普通の焼き鳥屋さんで起きた、
普通じゃない出会いに感謝。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也
 
スポンサーサイト

【雑記】 幼児の抱える悩みは深い。

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

先日、友人が、まだ幼稚園にも入っていないような幼児を見て

「いいなぁ、悩みなんて ないんだろうなぁ」

と、つぶやいた。


そのつぶやきを聞いて、一瞬は「たしかになぁ」と
思ったんだけれど、やっぱり違うような気がしたんだよね。

幼児には幼児の、赤ちゃんには赤ちゃんの悩みがある、
と思うんだよね。

悩みの内容は
「うまく走れない」とか、
「高いところにあるものが、取れない」とか、
「おもちゃを食べようとすると怒られる」とか、
そういう内容かもしれない。
でも、悩みであることは間違いないと思うんだ。

幼児や赤ちゃんである彼らの悩みを
「そんな事、大した悩みじゃないじゃん」
と、鼻で笑うのは簡単だ。

でも、やっぱり彼らとしては重大な問題だろうし、
悩みを解決するために頑張っているんだと思う。


そして、我が身を振り返ってみれば、
自分が抱えている悩みだって、幼児・赤ちゃんと
大して変わらないようにも思えてくる。

誰かとコミュニケーションがうまくとれないとか、
今日食べるものはあるけれど、経済的に不安だとか、
今はとりあえず大丈夫だけれど、健康が心配だとか、
そんなところだ。

私の悩みの内容を、私よりも「大きな」人物が聞けば、
「そんな悩み、大したことないじゃん。
 悩みと言えるようなレベルじゃないよ」
と思うだろう。

仮に、ヒットラーに私の人間関係の悩みを言えば
「はぁ?○○さんとうまく行かない?
 俺なんて、全人類の半分以上に、敵視されてるよ」
と答えるかもしれない。

スティーブジョブズ氏に、自分の小遣いの少なさを嘆いても
「で、もっとお金があったら、
 そのお金で叶えたい夢は何なの?」
と、問い返されるかもしれない。

何回も生死の境を駆け抜けた戦場カメラマンに
「最近、健康に不安があって・・・」と話しても、
「ああー、私もいつ両手両足が吹っ飛ぶか、
 分からないこともあったよ」
と、笑顔で返されるかもしれない。


赤ちゃんや幼児の悩みが見えなくなっているのは、
それだけ自分たちが成長した証。

それはそれで、喜んで良いことだと思う。

でも、今「その問題」に取り組んで、悩んでいることを
笑う権利は、ないと思う。

そしてひるがえって、自分の今の悩みも、
自分よりも「大きな」人物から見れば、
本当に些細なことなんだろうなー、と思う。

今の自分の問題を解決するためには、今の自分の悩みが、
赤ちゃんや幼児が抱えているような悩みに見えるくらい、
自分が成長する以外に、根本的には解決しないんだろうなー
とも思うんだよね。

そう簡単じゃないとは思うけれど、
ぼちぼちとやっていくことにするよ。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【技】 ルールに、まず求めるべき1つのこと。

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

たまにはトレードの話をしないと
なんの手紙だか分からなくなるよね(笑)。

なので今日は、主にシステムトレードで
ルールを作るときの注意点を話そう。


システムトレードソフトでルールを作成するときに、
ついついやってしまうのが

「まずは、とにかく勝率、期待値が高くて、
 ドローダウンが低いルールを作る」

ということに集中してしまうこと。

まぁ、間違いではないんだけれど、こうやって作られた
売買ルールは、実践では機能しないことが多い。

もちろん勝率や期待値が高くて、ドローダウンが低いルールは
優秀なルールと言えるんだけれど、
「まず」最初に意識すべきポイントは、別のところにある。

ルール作成のときに、最初に意識するポイント。
それは、
「使用する数値と、パフォーマンスとの相関性を探す」
という点だ。

どういうことかを説明しよう。

「使用する数値」というのは、例えばテクニカル指標の
「移動平均乖離率」とか、「RSI」とか、
あるいは、「出来高上昇率」や「前日比」などの
そのルールに使用している数値のこと。

この数値を上げたり下げたりするのに比例して、
実際のパフォーマンスも上下するようなものを
ルールに取り入れる必要がある。

例えば、あるルールで、移動平均乖離率が
-10%の時にエントリーすると、10万円儲かり、
-12%の時にエントリーすると、15万円儲かり、
-15%の時にエントリーすると、20万円儲かる。
といったように
「数値を厳しくするほど、パフォーマンスが上がる」
相関性のあるものは、ルールに取り入れると
プラスになる要素だ。

これが、
移動平均乖離率が
-10%の時にエントリーすると、10万円儲かり、
-12%の時にエントリーすると、逆に20万円損を出し、、
-15%の時にエントリーすると、今度はまた10万円儲かる。
といったように
「数値とパフォーマンスの相関性がない」ものを
ルールに採用すると、たいていは実践で威力を発揮しない。

なぜなら、システムトレードの検証は、あくまで
過去の取引の結果なので、その中でたまたま上手くいった
取引だけを「つまみ食い」するようなルールが
継続的に機能するはずがないからだ。

「25日移動平均ではプラスだけれど、
 26日移動平均ではマイナス」
なんていう、危なげなルールに、明日はない。

まずは、
「数値とパフォーマンスの相関性」を探すことに注力して
その後、勝率や期待値、もしくはドローダウンが
ベストバランスになる「ピークポイント」を探すのが
実践に役立つルール作りと言えるだろう。

もし君がすでに自分のシステムトレードルールを
持っているのならば、あえて微妙に数値をいじった検証も
してみることをお勧めする。

たった1日とか、たった0.5%数値をいじるだけで
パフォーマンスがメチャメチャ変化するルールだとしたら、
かなり危なげなルールであると言えよう。

もちろん、トレードの世界では
「とにかく儲かっていれば官軍」
ともいえるので、そのままのルールであってもかまわない。

ただ、
「ちょっとリスキーなルールかもしれないな」
と意識して運用することは、君にとってプラスに働くだろう。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 君の悪意は利用される

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

今回は、私が最も尊敬する経営者の一人が行なっていた
人材登用スタイルの話をしよう。

その中堅企業の経営者は、会社が和気あいあいとした
ムードになるのを避けていたように思える。

総務部長と営業部長は仲が悪かったし、
経理の責任者と、実際に帳簿をつける担当は犬猿の仲だった。

そしてその状況を、オーナーである経営者は
「よし」としていた節があったんだよね。

中小企業なんだから、チーム一丸とならないと
うまく機能しないんじゃないか?と
いつも不思議に思っていたんだけれど、
オーナーはギスギスした雰囲気を改善しようとは、
全く思っていないようだった。

ある日、その経営者と話をする機会があったので
思い切って聞いてみることにした。

「あの、失礼ですが、各役職を担当されている方
 同士の仲が、良くないように見えるのですが・・・」

するとその経営者は、さも当然のことのように
説明をしてくれた。

「担当者同士が仲が良いばかりが、素晴らしいことじゃない。
 経理の責任者と帳簿担当が仲良くなったら、
 いつでも会社の金を横領できるようになる。
 総務部長と営業部長が仲良かったら、
 ナァナァの雰囲気の会社になるし、
 クーデターを起こす気にもなるかもしれない。
 今まで色んな経験をしてきて、いきついた形だよ」

と、こんな話をしてくれた経営者は、
90歳を過ぎても毎日会社に出社して、どんな不況時にも
安定的な経営をし続けた後、この世を去った。

賛否両論はあるかもしれないけれど、
その方の長い経営人生の中で、
「全員が仲良く、和気あいあいとした会社」よりも、
「人心は自分に集めて、自分を車輪の中心にした
 ハブのような会社」の方が、安定的な経営ができると
学んだんだろうね。

「やり方が古い」「やっぱりみんなが仲良くないと」
という意見もあるだろうけれど、
ひとつの会社を立ち上げて、まとめ上げてきた方の
実績にも敬意を払いたい。


で、

今回、君に伝えたいことは、この中にある。

もし君が、誰かのことを嫌っていたとする。

「あいつが私の目の前からいなくなれば、せいせいするのに」
とか、
「もうホント、見るだけでイライラしてくる!!」
なんて人が、いるかもしれない。

そこで立ち止まって、ちょっと考えてみて欲しいんだ。

もしかしたら、君とその人が仲が悪いことを
影で喜んで、仲が悪いままにさせている人はいないだろうか?

君と、君が嫌いな人が仲が悪いことによって、
誰かが直接的・間接的に得をしていることって、ないかな?

普通はないんだけれど、ごくまれに腹黒い人たちが
君の悪意を利用しているので、一度考えてみても
面白いかもしれない。


そして、私が今不安に思っていることは
今社会全体に広がっているように見える悪意が、
誰かに作為的に作られて、コントロールされているんじゃないかな?
っていう疑惑。

君がどうだかは知らないけれど、例えば
現在の中国、韓国のことを快く思っていない人はいるし、
増えてきているように感じる。
ある特定の政治団体に関して、ネガティブな感情を抱いている
人もいるだろう。

ネガティブな感情を、たくさんの人が持つことによって
誰かが得をしようとしているんじゃないのか?
と、勘ぐってしまうんだよね。

Yahooのコメント欄が開放されているニュースと、
コメントが書き込めないニュースには、
ある一定の法則がある。

ある特定分野のニュースに対しては、
ネガティブな感情が垂れ流しになるように
コメントが開放されている。

ネガティブな感情を、たくさんの人に「教育」している
意味までは分からないんだけれど、
絶対に何らかの形で「得」をする人がいるから
Yahooはコメントを開放しているんじゃないかな?


仲が悪くなること。
ネガティブな感情を持つこと。悪意。
様々なものが、より大きな存在にとっては
利用価値のあるものになりうるんだから、
お互いに気をつけていきたいものだよね。

君が今もっているネガティブな感情は、
本当に君の心の底から湧き出てきたものだろうか?

それとも、何者かによって「教育」された結果
持つようになった感情だろうか?

考えてみるのも、面白いかもしれないね。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

【雑記】 結局はうまく行く人、失敗し続ける人

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

自分が欲しいものを最終的には手に入れる人と、
頑張っているのに、欲しいものが全然手に入らない人、
どっちもいるよね。

今の君がどっちなのかは分からないけれど、
出来ることなら前者の「最終的には手に入れる人」に
なりたいと思っていることだろう。
私だって、そうだ。

で、この二者の違いって、どこが最大のポイントに
なるんだろう?って考えていたんだよね。

頭の良さだろうか?
肉体的な優劣だろうか?
経済状況だろうか?
学歴だろうか?

いろいろ考えては見るものの、
表面的に見える違いだけでは、二者を分けるポイントは
見つけられなかったんだよね。

そこで別の視点から考えてみたところ、
「どうやら、ココだな!」
というポイントが見つかったので、それを伝えたいと思う。


ポイントは、どうやら何かをやって「失敗」した時の
反応にあるようだ。

いつか最終的には、欲しいものを手に入れる人は、
何かに失敗したときや、
欲しいものを手に入れられなかったとき

「今回の何がいけなかったんだろう?」
とか、
「どうやったら、うまく行く方法に変えられるかな?」
と考えて、学習をする。

ここからが大事なんだけれど、
失敗から学習をした後は、失敗した事実自体は
きれいさっぱり忘れてしまう。

人に
「以前、こんな失敗したよね」
と指摘されれば思い出すだろうけれど、
基本的には失敗の事実を頭から取り除いてしまう。

そして、
「こんなことになったら、
 すごいぞ、おもしろいぞ、ムフフ・・・」
と、また自分勝手で楽天的な妄想に突っ走ってしまう。

ひと言で言えば、単なるアホなんだけれど、
過去の失敗がブレーキになったり、
足かせになったりすることがない。


逆に、ずーっと欲しいものが手に入らない人は、
ひとつの失敗から、学んだり学ばなかったりするんだけれど、
多くの場合、その学びを時間の経過と共に忘れていってしまう。

そして、「私は失敗をした」という事実だけは
心の傷となって、ずーっと覚えている人が多い。

学びは時間の経過と共に忘れて、
過去の失敗はずっとひきずっている。

結果として、次に何かがあったときに
「チャンスかも・・・でも、過去に同じような失敗を
 しているしなぁ」
と、機会があるのに躊躇して、チャンスを見逃してしまう。

そんなことがあるように思えるんだよね。


最終的にうまく行く人と、行かない人の違い。
それは、

「失敗から学んだことは覚えていて、
 失敗の事実自体は忘れちゃう」

という人と、

「失敗から学んだことは時間と共に忘れて、
 失敗の事実自体はずっと覚えている」

という、「記憶するものの選択の違い」
でしかないということ。


次の機会に恵まれたとき、最終的にうまく行く人は

「チャンスかも・・・そういえば、過去に同じような失敗を
 しているから、これは学んでいる私にとって
 有利な機会だわ!」

と思っちゃうんだから、ずうずうしいっていえば
ずうずうしい(笑)


よく世間では「ポジティブ思考が大事」
なんて言われているけれど、私は別にポジティブでも
ネガティブでも、別にどっちでも良いと思う。

ただ、記憶するものは自分で選べるんだから、
どうせだったら楽しいことを覚えていれば
いいんじゃないかな?とは思う。

今日、君が体験したことで、
覚えておけば良いことは何だろう?
そして、たとえ事実だったとしても
忘れちゃえばいいことって、何かあっただろうか?

君が、君にとって一番意味のある記憶を
残していける毎日でありますように。

今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます、


空也

 
最新記事
月別 (日付の古い順並びです)
カテゴリ (日付の古い順並びです)
目次 (日付の新しい順並びです)

全記事目次

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。