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〔技〕 いつエントリーするか?

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

“トレードルールを作る”
というと、
「そんな作業、本当に出来るのかな?」
「私には、無理なんじゃないかな」
と、腰が引けてしまいそうになるかもしれない。

でも、考えてみればトレードルールを構成する要素は

・どの銘柄をエントリー候補にするか?
・いつエントリーするか?
・いつ利益確定するのか?
・いつ損切りするのか?

の4つしかなく、あとは

・いくらエントリーするのか?

というマネーマネジメントが決まれば、
とりあえずは実践投入ができる。
(どこまで実践投入するかは別として)

そして、前回まででトレードルールと
マネーマネジメントを決める5つの要素のうち、
3つの要素については
荒削りながらも、作り方を伝えてきた。

前々回は

・いつ損切りするのか?
と、
・いくらエントリーするのか?

という話をして、前回は、

・どの銘柄をエントリー候補にするか?

ということを伝えたね。

なので、残りは
・いつエントリーするか?
と、
・いつ利益確定するのか?

という要素を、どうやって
決めていくのかを伝えれば、
君のトレードルールの原型となるものを
作り始めることができる。


今回は、おそらく最も重要な要素である

・いつエントリーするか?

について話をしていこう。

今回の話も、どちらかといえば
まだトレードルールを作れていない人向けの話だが、
すでにトレードルールを持っていたとしても
考え方は参考に出来るだろう。

では、早速内容に入っていこう。



さて。

トレードにおいては、
「いつエントリーするか?」
で、利益が決定するといっても過言ではない。

3日後に上場廃止が決まっている銘柄でも、
タイミングを間違うことなくエントリーできれば
利益を出すことは出来るし、

逆にタイミングを見誤れば、
どんなに優秀な業績を出している企業の株を売買しても、
損を出し続けることになる。

「仕掛け(エントリー)と仕切り(決済)、
 どっちが大事か?」

という、およそ実のない問答があるが、
トレードルールにおいては、エントリーの方が
はるかに大切だと考えている。

適切なトレードルールを構築し、
適切なエントリーができれば、
決済は容易になってくる。

決済時の
「もっと儲けられたのに、
 はやく決済してしまった」
とか、
「損切りのタイミングを
 誤ってしまった」

なんていう、決済時の悩みは、
どちらか言うとメンタルに比重がある。

どんなに精密なトレードルールでも、
毎回毎回ドンピシャな決済なんてできない。

そこは、メンタルで乗り越えるしかないからね。


おっと、ちょっと脱線してしまった。
では、本題。

ある程度エントリー候補を絞ったら、
次は、そのエントリー候補に入るタイミングを
決めるわけだが、その指針になるものは
なんだろうか?

ちょっと読むのをやめて、考えてみるのも
いいかもしれない。

「エントリーの“いつ?”を決めるのに、
 もっとも大切な要素は、何だろうか?」

私の考える要素は
「出来高」
とか、
「株価の上昇」
みたいに、ひと言で説明できるものではない。

君ならではの答えを考えてみてくれると、うれしいね。


考えてみてくれたかな?

では、先に進もう。

私の考える、
「エントリーの“いつ?”を決める要素」
は、

「自分以外の市場参加者が
 今、その銘柄に対して
 アクションを起こす理由があること」


だと考えている。

ちょっと説明しよう。

例えば、君がある銘柄を買ったとする。

もちろん、君が買うということは、
その後の値上がりを期待しているから
買っているわけだよね?

では、君が買った銘柄が値上がりするためには、
何が必要だろうか?

それは、

「君以外の、他の市場参加者が、
 君が買った銘柄を、買うこと」
だよね?

新規の買いだろうが
空売りの買い戻しだろうが、形はともかく、
君以外の誰かが買わないと、
あたりまえだけど株価は上昇しない。

そして、君がエントリーした直後から
他の誰かがアクションを起こしてくれることが
もっとも望ましいよね?

じゃなかったら、他の銘柄に
エントリーしたほうが、資金効率は良かった、
と言う話になるからね。


なので、

・いつエントリーするか?

という問題に答えるためには、

「他の市場参加者は、どんなタイミングで
 アクションを起こすか?」
ということを考えれば、
自然に答えにいきつくわけだ。


「空也さん。そんなこと言われても、
 いまいちピンと来ません」
と、君が思うのであれば、
君が最もよく知っている市場参加者に聞いてみればいい。

「どんな時に、アクションしたくなりますか?」
ってね。

君にはバレバレだと思うが、
「君が最もよく知っている市場参加者」
っていうのは、他ならぬ君自身だ。

君がある銘柄を見て、
「買いたいなー」
「売りたいなー」
「利益確定したいなー」
「損切りしないとやばい!」
「決済せざるを得ない」
と思うタイミングは、
他の市場参加者もアクションを起こしたいと
思っている可能性が高い。

なので、
君が作るトレードルールのエントリータイミングは、
「自分も買いたいし、他の人も買いたいと思うタイミング」
「自分だったら売るし、他の人も売りたくなるタイミング」
というのを、基本指針にするのがいいだろう。

どんなタイミングで、自分が買いたくなるのか?
どんなタイミングで、自分が売りたくなるのか?

そして、その前兆は、どこに現れるのか?

この辺を突き詰めて考えれば、
君にマッチしたトレードルールというのが
おのずと見えてくるだろう。

株価上昇や、出来高変化などのランキングに
上位にあがったものは、
他の人がアクションを起こすきっかけになるかもしれない。

貸借倍率が、異常に偏った銘柄は、
決済せざるを得ない人たちで
あふれかえっているのかもしれない。

他の市場参加者が冷や汗をかいているようなシーンを
リアルに想像できるような値動きは、
他の人のアクションを呼び起こすのに
なんの苦労もないだろう。


基本的に、トレードルールというと、
非常にロジカルなものだというイメージがある。
よくわからない数学を駆使したりもするしね。

たしかにロジカルなものではあるんだけれど、
その根っこには、人間の欲と感情が渦巻いている。

他の市場参加者の欲が、ウズウズ動き出すタイミング。
他の市場参加者の、恐怖・有頂天・絶望・怒りなどの
偏った感情が発生してしまうタイミング。

それが、エントリータイミングを決める、
根本的な要素だ。

そして、君のトレードルールは、
君がもっとも感情の動きを知っている
君自身を客観的に見つめ、ロジックに落とし込んだときに
作り出される。


どんなロジカルな指標だろうと、根本は

「自分以外の市場参加者が
 今、その銘柄に対して
 アクションを起こす理由」


を見出そうとして作られている。


けっこうシンプルだと思うけれど、
突き詰めて考えている人は、けっこう少ない。

今回の手紙をきっかけに考えてみると、
また違ったトレードスタイルが見えてくるかもしれないね。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 
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〔技〕 いつ利益確定するのか?

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

前回は、トレードルール構築の要素のひとつ

・いつエントリーするか?

について書いたね。

いつエントリーをするかは
様々なテクニカル指標があり、
長年たくさんの市場参加者が
ロジックにロジックを重ねて研究してきている。

しかし、株価を動かすのは
根っこのところでは人間の欲望であり、感情だ。

なので、
君がトレードルールを作るときには、
君自身の気持ちの動きに耳を傾けて、
「どんなタイミングで感情が動き、
 トレードで どんなアクションを起こしたくなるのか?」
ということを原型に持ってくるといいよ、
という話だったね。

君が感じた感情と、君が動きたくなったことへの
“賛同者”が多いほど、君の利益は大きくなる。

君が感じたことと同じことを感じる人が多ければ
君が買った後から買う人が多くなり、
結果として株価は上昇する。

君が動いた後に、君と同じように
動きたくなった人が多ければ、
結果として、株価は君の思惑どおりになる。

「人が、どういう時に、どういう感情になり、
 どういう行動をするのか?」
ということを理解し、察知して、
人より“半歩”早く行動できるようにする。

それが目指すべきエントリータイミング
ということになるだろうね。


私が、君への手紙で、よく
人とのコミュニケーションについて取り上げるよね。

それは、もちろん君が「豊かな人生」を送るために
本当に必要だと思っているからという理由が最も大きい。

ただ、株トレードの世界も、
画面を通した人とのコミュニケーションだ。

なので、君のコミュニケーションについての
理解が深まると、トレードのパフォーマンスにも
素晴らしい影響を与えるとも思っているから
手紙に書き続けている。

“自分とのコミュニケーション”を深め、
“人とのコミュニケーション”に磨きをかけることで、
トレードの成績を上げる。

お金も殖やすことが出来て、
人間関係も円滑になる。
一石二鳥とは、このことだよね(笑)

トレーダーと言うと、
ひきこもりチックなイメージがあるかもしれないが、
私の知っている優秀なトレーダーは、
コミュニケーション能力に長けている人が多い。

トレードは、人の欲望、感情がダイレクトに
交差する現場。

その現場で、
「他の人は、どう考えるだろうか?」
と考えた上で、適切な行動をとれる人が
優秀なトレーダーなわけだから、
当然と言えば当然なのかもしれないね。



さて今回は、トレードルール構築のための
要素の、ラスト1。

・いつ利益確定するのか?

について話すことにしよう。

全部で4回にわたって書いてきた
トレードルール作りの手紙。

今回の話を聞き終われば、
君のトレードルールの原型は
構築できるようになる。

もちろん、
荒削りなトレードルールが出来ただけで、
すぐにバンバン儲けられるかというと、
そうではないだろう。

しかし、
「トレードルールとは何なのか?」を理解し、
どういう方向でブラッシュアップしていけばいいのかは
明確になることだろう。

君のスタイルにマッチした
トレードルールが作れるように頑張っていこう。

では、はじめよう。



さて。

今までの

・どの銘柄をエントリー候補にするか?
・いつエントリーするか?
・いつ損切りするのか?
そして、
・いくらエントリーするのか?

という4つの要素を鑑みれば、だいたい
どこで利益確定をすればいい、
と、私が言うかは、想像できてしまうかもしれない。

利益確定についても、やはり根っこにあるのは
感情以外の何者でもない。

で、

利益確定の場合は、ひとつの感情変化に
焦点を当てるといいだろう。

その感情とは、
その銘柄に参加している人の「緊張から弛緩」の感情変化。

噛み砕いた表現をすれば、銘柄参加者が
“ほっ・・・”とする瞬間、といえばわかりやすいかな?


この“ほっ・・・”とする感情変化は、
君と同じポジションを持っている人たちと、
君と逆のポジションを持っている人たちで、
若干の違いがあるんだけれど、
“ほっ・・・”とすることには変わりない。

両方の立場を説明しよう。


まずは、君と同じポジションの人たちの
「緊張から弛緩」

ここで言う“君と同じポジションの人たち”
というのは、何も、君と同じタイミングで
株を買った人たちだけじゃない。

君より前に買っていた人も含まれるし、
君より後に買った人も含まれる。

さらに、買おうと思っていたけれど、
結局まだ変えていない人も、ここでは
「君と同じポジションの人たち」だ。

買いのエントリーで説明すると、

まず君がある銘柄にを買った後、
他の市場参加者も追随して株を買ったから、
株価は上昇したんだよね?

で、ある一定のところまで株価上昇が進むと、
君と同じポジションの人は、

「あ、ここまで株価が上がれば、
 けっこうな利益になるな」
とか、
「少なくとも、含み損にはならないな」

なんて思い始める。

ずっと買いポジションを保有したまま
塩漬けにしていた人たちは、

「おー、だいぶ含み損が減ったな」
とか、
「やっと、プラスに転じた」
なんて形で、“ほっ・・・”とする。

そして、買おうと思ってたけれど
タイミングを逸して買えなかった人たちは
「あー、ここまで上昇しちゃったら、
 いまさらエントリーするのは、やめとこう」
なんて思い始める。

いずれにしても、今までは
「買った銘柄の株価は、どうなるんだろう?」
「儲けられるのか?損になるのか?」
と、ハラハラドキドキ、緊張していたのが、

“ほっ・・・”と力が抜けるタイミングがある。

文字だけで説明するのは難しいけれど、
君も実際にトレードの現場で売買しているときには
感じることがあるんじゃないかな?

その安堵、その力が緩む時が、
利益確定のポイントだ。

他の市場参加者の多くの人が
“ほっ・・・”としたのであれば、
その後、買う人はいなくなる。

買う人がいなくなるということは、
株価は、今以上には上昇しなくなる。
ということだよね。

そして、
「まぁ、これくらい儲けられたから、いいか」
「ずーっと塩漬けだったけれど、これくらいの被害で
 済んだのだから、そろそろ決済するか」

と、他の人も決済をしだすタイミングでもある。
他の人が決済をしだす“半歩前”が、最良の決済タイミングだろうね。


もう一方の立場を見てみよう。
君とは逆のポジションをとった人の立場だ。

逆のポジションとは、君が買ったのならば
その銘柄に対して空売りをした人たち、
ということになるね。

君が買った銘柄に対して、空売りを仕掛けた人は、
株価の上昇により、みるみるうちに
含み損が膨れ上がっている状況に陥っている。

含み益になっている君よりも、
アドレナリンが出っ放しの緊張状態にあると言えるだろう。

そして、ある一定の株価になると、
空売りのポジションを持っていた人の、心が折れる。

「もうダメだ・・・損切りをしよう」

と決断するわけだね。

そして、損切りのためにキーボードを叩き、
泣く泣く注文ボタンをクリックする。

その決済が終了するのを確認すると、
「ああ、ダメだった」
と、落胆するわけだ。

ただ、その時点で、今までの極度の緊張状態から
“ほっ・・・”と気持ちが緩むことは、間違いない。

君と逆ポジションの人が損切りをしてくれるということは、
君にとって、さらに有利な値動きを作ってくれる。

しかし、一定の人が損切りをし終わった後は、
君のポジションを「手助け」してくれるような注文は
どんどん減っていくという状況になる。

結果として、やはり逆ポジションの人の
“ほっ・・・”とするタイミングも、
君の利益確定のポイントである、と言えるだろうね。


さて。

どのポイントを“緊張から弛緩”のポイントと見るかは、
採用しているトレードの時間軸によって変わってくるだろうし、
人によっても若干の違いはあるだろう。

でも、まずは君が採用している時間軸で、
君が“ほっ・・・”と気を抜くようなタイミングが
一番のタイミングと言えるだろう。

チャートを見て、
「どのタイミングで、私は“ほっ・・・”とするかな?」
というのを考えて、それをロジックに落とし込んでいくと
いいだろう。


“ほっ・・・”とするタイミングは、
株価が下落する直前のサインであるとも言える。

もし株価が下落しないのであっても、
これ以上株価の上昇が見込めないのであれば、
さらに活発な値動きが期待できる銘柄に
資金を移動したほうがいい。

自分のエントリーが思惑通りに推移した場合、
利益確定をして、ポジションを閉じるのは、
大きく分けて3つの理由があるだろう。

その3つとは、

1.これ以上の利益の伸びが期待できず、
  別の銘柄に資金を移動した方がいい場合。

2.このまま保有していても利益が増えそうだが、
  さらに利益の上昇が見込まれる銘柄が出てきた場合。

3.このまま保有していると、利益が減っていく
  可能性が高く、現金化した方がいい場合。

株価は、上がるか下がるか横ばいかの
3つしかないんだから、決済のケースも
3つになるわけだ。

もちろん全てがロジック通りにうまくいくわけではないが、
整理して考えると上記のようになる。

そして、
この3つのケースのどれもが、
やはり君の感情と、他の市場参加者の
感情によって決まってくる、というわけだね。

緊張から弛緩、
弛緩から緊張、
この2つを繰り返して、値動きは形成されていく。

この2つの感情の変化を見極めることが出来れば、
利益を出し易くなっていくだろう。



今までの話で、

・どの銘柄をエントリー候補にするか?
・いつエントリーするか?
・いつ利益確定するのか?
・いつ損切りするのか?
そして、
・いくらエントリーするのか?

という、5つの要素を説明してきた。

今回は、君のトレードルールの原型を
作ってもらうのが目的だったので、
あえてバラバラな感じで説明をしたけれど、
本来は全てが連動しあっている。

ある銘柄のエントリータイミングは、
もし逆ポジションをすでに持っていたのであれば
利益確定のタイミングだったりするし、

利益確定のポイントは、
損切りのタイミングであったりもする。

ただ、ひとつひとつを丁寧に考えたあと、
君の中で統合していく方が、
わかりやすいかな?と思って
今回のような説明にさせてもらった。


全てを考えた上で、
5つのポイントのバランスを見ていってほしい。

利益確定のポイントを
「買値から+2%」
としているのに、

損切りのポイントを
「買値から-20%」
とかしていたら、なかなか儲けることは難しいし、

リスキーなエントリーポイントで
多くの資金を一度に投入するのは、
やはり控えたほうがいい。


ひとつひとつを考えて、
その上でバランスを見る。

そして、少しずつ実践に投入していって、
ルールをブラッシュアップさせていく。

そんな形がいいかもしれないね。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。

ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔雑記〕 性格は変えるな、増やせ。

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

突然だけれど、君は自分のことを
どんな性格だと思っているだろうか?

明るい性格だろうか?
おとなしい性格だろうか?
すぐに怒り出す人だろうか?
よくしゃべる人だろうか?

もちろんシチュエーションによって
どんな態度をとるかは、ちょっとずつ違うと思う。

けれど、人に言われたり、
他の人と比較したりして、だいたい
「自分はこんな性格だな」
っていうのは、あるんじゃないかな?

君自身の性格だけじゃなくて、
君がよく関わる人にも
「○○さんは、明るい性格」
とか、
「△△さんは、おとなしい」
とか、
人によって性格ってあるよね。


今回は、そんな「性格」についての話なんだけれど、

ごくまれに知人の相談に乗っているときに
「自分のこの性格を変えたいんだけれど、
 どうすればいいの?」
とか聞かれることがある。

おとなしい性格を変えたい。
人目を気にする性格を変えたい。
怒りっぽい性格を変えたい。
お調子者の性格を変えたい。

内容は、いろいろだ。

君が自分の性格を変えたいと思っているかどうかは
わからないけれど、けっこう「自分の性格」について
悩んでいる人というのは、後を絶たないんだよね。

そんな人たちの話を聞くと
「もったいないなぁ」
「変える必要ないのになぁ」
と思って、こんなアドバイスをするんだよね。

「今まで、あなたがあなたの性格でいたおかげで、
 得られてきたものって、何だと思う?」

ってね。


その人が、今の性格であるということは、
必ず何かしらのメリットを得てきている。

性格というのは、極端にシンプルに言えば
「出来事に対する反応の仕方」
と言えるよね?

ある出来事が起こったときに、どう反応するか?
ある人が何かを言ったときに、どう反応するか?
ある人が何かをやったときに、どう反応するか?

それが、いわゆる「性格」を決めている。

そして、人は、
辛いことを避けて、楽しいことを求めるという
とてもシンプルな原則で生きている。

なので、
何かが起きたときには、必ず自分の
何らかの快楽につながるように反応する。

「いや、空也さん。
 私は、自分のこの性格のせいで、
 ずいぶん損をしてきましたよ」
と、君は思うかもしれない。

でも、1回だけの失敗ならともかく、
同じような出来事に、同じような反応を
何回も繰り返しているのであれば、
君は何かしらの「快楽」を得ているのは、間違いない。

ただ、君にとって より実のある快楽を犠牲にして
実のない快楽を手にしている可能性はあるけどね。


例えば、君がパーティ会場に行ったときに、
社交的に話せないという性格だったとしよう。

君は、
「いろんな人と話したいけれど、
 私は おとなしい性格だからなぁ」
と、話しかけないまま じっとしているかもしれない。

でも、
それは、君がおとなしいから話さないんじゃない。

君は、今までの経験上
「新しい出会いで得られる快楽」
よりも、
「人前で恥をかかない快楽」
の方を選んでいるに過ぎない。

「パーティに行っても、人と話さずじっとしている」
というのは、
君の今までの経験上の“勝ちパターン”なんだよね。


人目を気にして、思い切ったことをやらないというのも、
「人から変な目で見られない。人から嫌われない」
という意味においては“勝ちパターン”だし、

怒りっぽい性格というのも
「自分のストレスを、長期に持ち越さない」
「相手が怖がって言うことを聞いてくれるかもしれない」
という意味においては“勝ちパターン”だ。

出来事に対して、どんな反応をすればいいのか?
というのは、シチュエーションによってさまざまだ。

「こんな性格、変えたい」
と思っている性格だったとしても、
その反応によって、得てきたものが必ずあるし、
シチュエーションによっては、
最も適切な反応であることも多い。


問題は、
どんなシチュエーションにおいても、
同じ反応しか出来ないということにある。


自分の大切な人が、危険にさらされている場合は、
「怒る」という反応が最もいい場面もある。

ただ、
誰かが誰かをほめたときに怒ったりするのは
メリットの少ない反応だろう。


同じように「おとなしい」という性格も

静かに学ぶ → おとなしくしている
人の悩みを聞く → おとなしく聞く
パーティに出る → おとなしく隅にいる
子供がグレる → おとなしく見ている

なんていう風に、ワンパターンの反応だと
問題が起こることが多い。


なので、

もし君や君の周りに
「自分の性格を変えたい」
と言っている人がいたら、アドバイスしてあげて欲しい。

「性格は、変える必要はないですよ。
 あなたの性格は、それでひとつの“勝ちパターン”。
 性格を“変える”よりも、性格を“増やして”みるのは
 いかがですか?」
ってね。

バラエティのある反応をすることが出来れば、
それだけ得られるもののバラエティも増えることになる。

その時に、最も欲しい「得たいもの」を得るためには
どのように反応し、どのように行動すればいいのか?

反応のバラエティを増やして、
実りの多い人生を送れると楽しいよね。


今回も、手紙を読んでくれてありがとう。

ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔雑記〕 性格が教えてくれるヒント

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

前回は、「今の性格を変える必要はない」
という話をしたね。

たとえば、おとなしい性格だったとしても、
その「おとなしい」ということによって
何かを得てきている。

得てきているものは、
「いつも穏やかな人だと思われる」
「人から嫌われない」
「ウザがられない」
「知的に見える」
など、いろいろだ。

その代わりに、おとなしいことによって
得られないものも、きっとあるだろう。

場を盛り上げたり、
話の中心になったり、
新しい人間関係が生まれにくかったり。ね。


性格というのは、出来事に対する反応の仕方だ。

そして、どんな反応にも
メリットとデメリットがある。

すぐにキレるという反応も、
時と場合によっては、欲しいものを得られる
反応である場合もある。
(「すぐキレる」ことを芸としている
 芸人さんがいるくらいだ(笑))

なので、

その時に欲しいものを得るために、
最適の反応を、たくさんのバラエティの中から
選ぶことができる、というのが
人生を豊かにする方法の一つだろうね。

だから、どんな人であっても
性格を変える必要は無く、
性格、というか自分で選ぶ反応を増やせば
もっといいよね、と言う話だった。

で、

この「性格」の話は、
もっとたくさんのことを、我々に教えてくれている。

この「性格」の本質をきちんと押さえる事ができれば、
少なくとも、
「なぜか分からないけれど、人から嫌われた」
なんてことは皆無になる。


前回の話で、人は今までの経験の中で
どういうシチュエーションでは
どう反応するかを選んできている、と言う話をした。

パーティで社交的じゃないのは、
新しい人との出会いという快楽より、
人前で恥をかかないという快楽を選んでいるから
かもしれない。と言った話をしたね。

そして、その人の反応は、
その人自身の、なんらかの“勝ちパターン”だ、
という説明をした。

で、

その“勝ちパターン”を頻繁に用いているというのが
その人の性格を決めているといえるならば、

そこから、その人が
どんなことを一番大切に思っているのかが
推測できることになるよね?


人間関係の基本中の基本だけれど、

「人は自分から何も奪わない人を、嫌いにはならない。
 人は、自分に何かを与えてくれる人を好きなる」

という原則がある。


とにかく、その人が大切に思っている
こと、もの、人、などなどを「奪わない」人のことは
絶対に嫌いにならない。

そして、
自分が欲しいと思っている
こと、もの、人、などなどを「与えてくれる」人には
好意を持つ。

(ここでいう「奪わない」「与える」というのは、
 物質的なものだけでなく、無形のもの
 (例えば考え方とか、人脈とかだね)も含んでいる)


そして、
「何を“奪わない”といいのか?」
「何を“与える”といいのか?」
が、人によってバラバラだから迷うことがあるんだけれど、
その人がよく選んでいる反応、つまり性格を考えれば、
何を奪っちゃいけないのかは、かなり明白だ。

おとなしい人は
「人から嫌われたくない」
とか、
「知的に見られていたい」
とか、
「穏やかな人だと思われていたい」
なんていうのが、大切にしているものの
可能性が高い。

もちろん、「おとなしい」と言っても
人によって様々なバリエーションがあるので
一概には言えないが、ヒントはたくさんあるだろう。


そこで得たヒントを元に、
その人が大切にしているであろうものを推察する。

そして、その大切にしているであろうものを
本人と同じように大切にすることができれば
まず嫌われる、ということは、ない。

君だって、君が大切にしているものを、
同じように大切に扱ってくれる人のことは
嫌いにはならないだろう?

「人から嫌われたくない」
と思っている、おとなしい人に対しては、
「人を大切にしている」という、その人の
気持ちを大切に扱えばいいし、

「知的に見られたい」
と思っている、おとなしい人に対しては、
その人の知力に敬意を払えばいい。

人に対して威圧的にふるまう人は
「人からナメられたくない」
と思っているのかもしれない。

ならば、その人の
「自分に対するプライド」を
大切に扱うことにすればいいんじゃないかな?


さらに。

「人から嫌われないために、奪わない」という、
やや消極的な姿勢ではなくて

「人に喜ばれるように、与える」という、
積極的な姿勢になることも可能だ。
ちょっと、難しいけれどね。

それは、
その人が、その性格であるがゆえに
得られていないものを提供するように
心がければいい。

おとなしい人は、自分が話題の中心に
なれないのを、もどかしがっているかもしれない。

その時は、さりげなく
「あなたの意見を教えてください」
と言って、話題の中心に入ってきやすいように
サポートするとか、

「この問題って、たしか詳しくなかったっけ?」
みたいに、その人が得意とする方向に
話をむけてみたりするのも、いいかもしれない。


高圧的にふるまう人は、
他の人からは、長所が見えにくくなっているかもしれない。

そこを
「いやぁ、あいつって、えばりんぼうだけれど
 ○○については、ホントスゲーぜ」
とか、
見えにくくなっている長所にスポットライトを
当てるのも、いいかもしれないね。


人は、反応、性格によって
得もしているし、損もしている。

損得で言うと実も蓋もないけれど、
相手が大切にしている部分を大切にして、
相手が損をしている部分をサポートする。

そんな人間になることが出来たら、
人間関係で悩むことは、少なくなるかもしれないね。

全員に対して、そんな良い顔をしなくてもいいけど、
君が人間関係を良くしたいと思っている人に対しては、
ちょっと注意を払っただけでも
効果があるかもしれないね。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔体〕 カモのサイクル

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

先日、トレーダーを目指している ある友人から、

「空也さん、
 空也さんがいろいろと教えてくれるのは嬉しいんです」

「けれど、みんなのトレードの技術がアップしちゃったら、
 私や空也さんが儲けにくくなっちゃうんじゃないですか?」

「他人に教えていることが、
 空也さんの首を絞めることにならないんですか?」

と、質問をされた。


たしかに、真剣に聞いてくる人には、私は
その時のベストを尽くしてアドバイスをしているので、
ある意味、私の「将来のライバル」を育ててしまっている
という面は、あると思う。

でも、質問をした友人に、私が答えた答えは
「ぜんぜん問題ない」
だったんだよね。

どちらかといえば、
他の人にアドバイスをすることによって、
損する面と得する面があるとすれば、
得することのほうが、はるかに多い。

もし君の友人が、君に
「株って、どうやったら儲かるの?」
なんていう質問をしてきたら、
真剣にアドバイスしたほうが、君のプラスになるだろう。

今回は、その理由を説明したいと思う。



さて、まず、

株式市場において、全員のレベルが上がって
トレードがしにくくなる、という事態は、
今のところ、まず起きるはずがない。
ということを説明しよう。

君にとっては意外かもしれないけれど、現在、
株式市場に参加している人たちの8割以上は
株で儲けるための勉強をしていない。

「そんなバカな!?」
「みんな、儲けるために努力しているじゃないか」

と、君は思うかもしれないけれど、
私から見ると、大多数の市場参加者の人は、
株で儲けるための勉強をしていない。

「勉強をしていない」
という言い方より、もっと正確に言うと

株で儲けるための質問を、自分にしていないし、
株で儲けるための行動を、まったくしていない。

自分に対する質問が適切でなければ、
適切な行動をすることが出来ず、
適切な行動をすることが出来なければ、
儲けに繋がることもない。

たとえばダイエットをしたい人が、自分に対して

「今の生活をひとつも変えずに、体重を減らすには?」

と、問いかけていても、行動が起こせないから
いつまでもダイエットができない。


自分への問いかけを

「毎日、気が付いたら運動をしている生活にするには、
 どんな仕組みを作ればいいだろう?」

とか、

「今 食べている半分の量で満腹感を得るには
 どんな食べ方をすればいいだろう?」

なんていう質問に変えれば、
行動を変えるきっかけになるのに、もったいないよね。


同じように、トレードに対しても、
儲けに繋がらない行動しか起こせないような質問か、
行動不能に陥るような質問しか、普通の人はしていない。

証拠は、数え上げればキリがないが、
わかりやすいものでは、「Yahoo知恵袋」などの
質問掲示板がある。

見てもらえば分かるけれど、
株の質問掲示板に書かれている質問は、
儲けに繋がらない行動しか起こせないような質問か、
行動不能に陥るような質問がほとんどだ。

たとえば、
「これから騰がる銘柄は、何ですか?」
「今後の日経平均は、上か下か?」
「仕手株をうまいこと利用するには?」

なんていう、誰にも分からないような質問も多いし、

「証券口座を開くのって、大変ですか?」
「逆日歩って、何ですか?」
「騰落レシオについて教えてください」

なんていう、
「掲示板に書き込むより、
 自分で調べたほうが早いじゃん??」
と思う質問も多い。


質問掲示板に書き込むということは、
書き込む前に、自分の心の中で質問を
していると言うことだ。

その質問が、
「騰がる銘柄は、何か?」
とか、
「逆日歩って、なんだろう?」
なんだから、その人が株で儲ける道は、
果てしなく遠い。

騰がる銘柄なんて、分かるわけがないんだから、
質問をし続けるのはやめて、もっと違う質問を
自分に対してすればいい。

逆日歩って何だろう?と思ったんなら、
さっさと自分で調べて、次の自分の質問を考えればいい。


「自分に対して、もっと別の質問をすればいいのになぁ」
「こんな自問に時間を使っているなんて、もったいないなぁ」
と思う反面、

「まぁ、しばらく安泰だな」
と、ワルイ クウヤサンは、考えてしまうよ(笑)



株式市場には、サイクルみたいなものがある。

株に興味を持った人が、
まず何の準備もしないまま、市場に参加する。

そこで、昔から市場に参加している人に、
たいていカモにされる。

ほとんどの人が、ちょっとカモにされた時点で
株式市場から撤退する。

が、ごく一部の人が、
今のままではダメだと、不屈の精神で立ち上がり、
株で儲けるために必要な自問をしだして、
適切な行動をとってゆく。

で、正しい勉強をした人が儲けられるようになると、

今までは儲けていたのに、変化に対応しないで
成功体験にしがみつくベテランが
儲けられなくなってゆくか、
年齢などの理由により「引退」してゆく。

そして、その間も新規参入者が入ってくる。


結果として、
儲けられない人と、儲ける人の割合は変わらない。
ということになる。

「全員がレベルアップして、儲けにくくなる」
なんてことは、起きない。

言い方は悪いけれど、
新規参入者がカモになるか、
成功体験にしがみつく人が、カモになってくれる。

だから、大丈夫(笑)



で、
ということは、

「空也さん、あなたがカモになることも
 将来は、ありえるってことですよね?」

と言うことになるよね。


答えは、
「もちろん!」

私がカモになることは、充分ありうる。

というか、普通にしていたら、
明日カモになっていても不思議ではない。

だから、自分の成功体験にしがみつかないように
真剣に勉強をしつづけなければいけないわけだ。


勉強をし続けると言うことは、私にとっては
常に新しい自問を作り続けるということ。

ただ、自分だけの力で、
フレッシュな自問を作り続けられない可能性は
けっこう高い。

だから、私はアドバイスを求められれば
真剣に答えるんだよね。

私の周りにいる人が、トレーダーとして
ハイレベルになればなるほど、
私では思いつかないような「自問」を作ってくれる。

そして、私への質問と言う形で、
フレッシュな「自問」を、私にプレゼントしてくれるわけだ。

自分が考えたことのないような問いに
相手が満足するような答えをするために、
今までと違った思考回路をめぐらせる。

とても自分のためになることだよね。


自分の利益を考えれば考えるほど、
どう考えても、相手に真剣にアドバイスしたほうが
メリットが大きいんだよね。

もし君の近くに、
君の得意分野について相談してくる人がいたら、
真剣にアドバイスをしてあげることをお勧めするよ。

相手のことなんて考えなくってもいい。
自分のために、全力でアドバイスすればいい。

相手がハイレベルな質問をしてくるようになれば、
それが必ず君のプラスになるだろうからね。


今回も手紙を読んでくれて、本当にありがとう。

ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔心〕 相手への気遣いが報われないときは

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

昨日は、トレーダー仲間であるFさんと
飲みに行っていたんだ。

そこで彼と、日々のトレードの話や
市場心理などについて、色々と話をしていたんだけれど、
彼が非常に興味深いことを話してくれた。

トレードにおいても、
日常の人間関係においても、
非常に大切な心がまえだなぁ、と感じたので、
君にも分かち合いたいと思う。



よく、人間関係について書いた本なんかを読むと、
「相手の立場や、気持ちを理解して行動しよう」
なんてことが書かれている。

本を読まなくても、
「相手のことを考えて行動して!」
なんてことは、親とか目上の人から言われたことが
少なくとも一回はあるんじゃないかな?

人間関係を円滑に進めるためには、
相手の立場や気持ちを考えて行動した方がいい。

君だって、君の立場や気持ちをまったく考慮しない人より、
君の立場や気持ちを考えて行動してくれる人のほうが、
うれしいと感じるだろう?

ただ、

相手のことを考えて行動すれば、
それで万事スムーズに人間関係が進むか?
というと、そうはいかない。

なぜならば、相手の立場や気持ちを、
いくら深く考えた行動だったとしても、
それは、単なる“仮説”にしか過ぎないからだ。


具体的な例で話そう。

たとえば、
君の友人が、転勤が決まって本社の営業部に配属になり、
役職も上がったとしよう。

君はその話を聞き、さぞ彼も喜んでいるだろうと考え、
思い切りお祝いの言葉を並べ立てたとしよう。

彼の今までの努力の結果を、
一緒に喜んだ方が、きっと彼も嬉しいだろうと
君のあたたかい気持ちから、彼をねぎらったとしよう。

でも、
「本社転勤、出世」→「良いニュース」
というのは、単なる君の“仮説”でしかない。

彼としては、もっと別の部署に
行きたかった可能性もあるし、

彼がライバル視している同僚が、
もっと出世していて、
彼としては歯がゆい気持ちなのかもしれない。

会社を辞めようとしていた矢先の出来事で、
ありがた迷惑の可能性もあるし、

転勤、出世自体は嬉しいんだけれど、
家族のトラブルが同時に起こっていて、
喜ぶ気分になれない可能性だってある。


「そんなこと言っていたら、
 なにも行動できなくなっちゃうじゃん!」

と、君は思ったかもしれないし、
私だって、あらゆる事態を想定してから行動しろ
なんていうつもりは、ない。

もし相手を喜ばそうと思っていたのに、
相手が喜んでいないようだったら、
さっさと別のアプローチに変えればいいだけだ。

「なんだよ!!
 せっかく喜ぶと思ったのに、
 なんだよ、その態度は!」

なんて、相手を責めるのは
おかど違いもはなはだしい。


喜ばせるときだけじゃなくて、
謝ったりするときも、同じ。

相手が怒っているから、
まぁ、謝っておこうかと思って謝ったら、
さらに相手が怒り出した、
なんて経験が、君にもあるかもしれない。

そんなときも、相手の気持ちを気遣っていたつもりが
たんなる“仮説”ミスに陥っていた、
ということだよね。


コミュニケーションにおいては、
引き出された相手の反応が全てだ。


君が涙を流して土下座しても、
相手が怒ったのであれば、
それは相手に対して「怒れ!」と言ったのと等しい。

相手の気持ちを思いやった行動でも、
こちらの思った反応を得られないことなんて
しょっちゅうだ。

そんなときは、
「せっかく相手を思ったのに」

とか、

「なんだよ、この野郎」
「どれだけ考えたと思ってんだよ」

なんて思いは断ち切って、さっさと
別のアプローチをはじめた方がいい。


恋人との記念日を祝うために、
半年前から予約をしないと入れない、
超人気レストランの席を予約していたのだとしても、

当日、恋人の体調が優れなくなってしまったのであれば、
レストランをキャンセルして、おかゆを作ってあげた方がいい。

君ならば、日常的にやっているとは思うけどね。



で。
この話は、もちろんトレードにも当てはまる
ということを、Fさんと話しをしているうちに
あらためて気がついた。

いくら自分とは逆ポジションの人が
考えていることを想定してみても、

どんな市場参加者が、どんな戦略の元に
売買をしているのかを想像してみても、

それは単なるひとつの“仮説”でしかない。


相手のことを、本当に思って行動しても、
思うとおりの反応が得られないときがある。

同じように、
様々なポジションの人の思惑を考えて、
最も適切な売買をしたと思っても、
激しい含み損になることは、ある。

そんなときに
「あんなにいろいろ考えたのに」
とか、
「ここまで用意をしたのに」
なんて固執していないで、

「あ、違ったんだ」

と、さっさと損切りして、
次のアプローチを考えることが、大切だよね。


相手のことを理解するために、深く深く考えて行動する。
そして、どんなに深く考えた行動であったとしても、
間違っていたら、固執しないで、さっさと
アプローチを変える。

たとえ、過去の勝率が100%のトレードルールを
長年かけて構築して、千載一遇のチャンスで
ジャストタイミングでエントリーしたとしても、
含み損になるのだったら、さっさと損切りする。


「深く考える」
「固執せずに、ヒョイと変える」

両輪が動いて、はじめて人間関係もトレードも
うまくいくんだろうね。

今回も、手紙を読んでくれて、本当にありがとう。

そして、今回もインスピレーションを与えてくれた
スーパートレーダーFさん、ありがとう。

また「ラーメン二郎」食べに行こう!(笑)


ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔心〕 仕事の時間

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

以前、私の友人に、
完全に仕事に忙殺されている人がいた。

その人が、自分のライフワークとして
やっている事ならばいいんだけれど、
ただ目の前に来た仕事をこなすだけ、という
状態に陥っていた。

彼は自分が何をしたいのかを
考える時間を作ることなく働き続け、
最終的には、いわゆる「燃え尽き症候群」の
状態になってしまった。



仕事はたしかに大切だ。

お金を作るという意味においても、
社会的な責務を果たすという意味においても、
自分が何が出来るのかを試す意味においても。


しかし、
だからと言って、仕事ができなければ
人間としてダメとか、
価値がないなんていうことは、決してない。


ちょっと考えてみて欲しい。

人生が80年だったとして、
大卒から定年まで、平日毎日定時まで
きちんと8時間働きつめたとしよう。

そうした場合の、人生における
仕事の時間って、どのくらいの割合だと思う?

毎日、風邪も引かず、大病もせずに
きちんと働いたとしても、
人生の時間の中では、9%にも満たない。
(興味があったら、計算してみてほしい)


「今のご時勢、8時間だけの労働で
 雇ってくれるところなんてないですよ」

「毎日、残業残業で、仕事しかしてませんよ」

なんていう人もいるだろうけれど、
そんな人でも、人生おける仕事の時間は
思っているよりも少ない。

例えば、18歳から65歳まで、
1年365日、1日たりとも休まず、
1日平均12時間の労働を47年間続けたとしよう。

若い頃から、退職するまで、
1日たりとも休まずに、12時間労働を続けたとする。

それでも、
人生80年のうち、仕事をしている時間は
30%に満たない。


もしよかったら、君自身の人生における
「仕事の時間」を、計算してみて欲しい。

働く年数に、1年で働く日数をかけて、
それに1日平均どれくらい働くかをかける。

出た答えを、70万800時間
(80年×365日×24時間)で割れば
割合が出てくる。

思っているよりも、少ないと感じる場合が
多いんじゃないかな?


で。

その数字を、どう捉えるのか?が、
今回伝えたい話だ。

その数字が大きいとか、小さいとかは
まるで関係の無い話。

捉え方によっては、非常に大きな数字になるし、
とてもとるに足らない数字にもなる。


もし君が、今やっている仕事のために
健康や、家族や、大切にしたい仲間や、
自分自身を犠牲にしているのならば、考えて欲しい。

「自分の人生で、○○%にも満たないことのために、
 自分は本当に全てを犠牲にして、いいのか?」
と。


もし君が、他にやりたい仕事があるのに、
経済的な理由や、様々なしがらみのために
今の仕事を続けているのであれば、考えて欲しい。

「自分の人生で、○○%を占める時間を、
 今の仕事に費やして死んでゆくのが、
 満足のいく人生なんだろうか?」
と。


もし君が、心の底からやりがいを感じている仕事に
日々取り組んでいるのならば、考えて欲しい。

「今、自分のやっている仕事ができるのは、
 人生のうちで○○%。
 そして、残っている時間はもっと少ない。
 今のやり方で、本当に満足なのか?」
と。



お金は非常に大切だし、
トレーダーである私がこんな話をするのは
おかしいかもしれない。

でも、死ぬときの最期の言葉が
「俺の貯蓄残高は、あの人より多かったぞ」
なんていうのは、嫌だ。

「なんとか平均寿命まで生きられた!」
なんて思って息を引き取るのも、ごめん被りたい。

どうせなら、
「あー、やりたいことやった!
 じゃ、さよなら!」
と言いながらオサラバしたいね。


仕事、家族、友達、健康、夢、などなど。

日々の忙しさに巻き込まれてしまうと
ついつい自分の中の優先順位や比重を
忘れてしまいがちになる。

そんなときに、ふっとズームアウトして、
自分の時間を俯瞰して見るときがあっても
いいかもしれないね。

自戒もこめて、
今回はこんな手紙を書いてみたよ。


今回も、手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔雑記〕 税金を、楽しく納めるために

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

毎年、この時期になると
確認せざるを得ないことがある。

それは、「確定申告」。


トレーダーだからと言って、

・・・というか、トレーダーだからこそ
税金とは切っても切れない関係があり、
毎年、申告書作成にいそしむわけだ。

もちろん、税理士さん等
他の人に作成してもらうことも可能だ。

けれど、個人の確定申告書作成なんてたかがしれているし、
自分で把握しておきたいので、自分で作成している。

株式の譲渡所得の計算は非常にシンプルだし、
税金自体も、起業家たちから見たら

「なんじゃそりゃー!!!!?」

というくらい、優遇されているから、
文句はない。


とは言っても、申告書を作っている時は、

「けっこうな額の税金、年金を払ってるなー」
とか、

「病気になった時 全額払うから、
 健康保険料をナシにして欲しいわー」
とか思ってしまう。


税について勉強する時間をかけ
書類をまとめる時間をかけ、
申告書を作成する時間をかけ、

そして対価をもらうのではなく、お金を支払う。


しかも、提出したり、税金を納付するときに
「納付、ありがとうございます」
の一言もない。

感謝の言葉どころか、税務署員さんには

「株だけで、こんなに儲けてるの?働いてないの?」
「他にも、所得あるんじゃないの?隠してない?」

みたいなことを、平気で言われる。
(嘘かと思うかもしれないけれど、実話だ)

なーんか、ちょっとゲンナリしてしまうというのが、
本音といえば本音だね。



税金。

税金については、あまり語られないことも多い。

私たちは、実は自分が思っている以上に
税金のために働いている。

普通のサラリーマン世帯の人が
直接、間接に支払っている税金は、
一体どれくらいだと思う?

仮に、1月から12月まで働いて、
まず自分が支払うべき税金を支払ってからでないと
自分の手元には一銭も入ってこないとしよう。

普通のサラリーマンだと、
いったい何月になったら、
自分の手元にお金が入ってくると思う?

1月?

2月?

3月?

いやいや、もっと先だ。


4月?

5月?

6月?

実は、もっと先で、
7月中旬にならないと、
自分の手元にはお金が入ってこない。


「いや、さすがにそんなに払ってないでしょう?」

と思うかもしれないけれど、事実だ。


所得税などで、直接支払っている税金。

消費税、酒、たばこなどで支払っている税金。

そして、

国債の償還などで、
未来に税金で支払うことになる金額を含めると、
すさまじい重税が課されているのが、現実だ。

国債っていうのは、
「将来、税金で返すから、今 お金貸して」
っていう制度だから、当然プラスされちゃうんだよね。

なかなか「笑っちゃう」話だろう?


「税金は、こうあるべきだ!」
「日本が破産する前に、改革を!」
なんていう危機意識も大切だし、

いざというときのために、トレード以外の勉強もして
対策を考えておくことも必要だろう。

でも、今回話すのは別の話。

税金を支払うのは、国民の義務だから仕方ない。

じゃあ、自分の中で、どういう気持ちで
税金を支払うのが、一番気持ちいいだろう?
ということを、ちょっと考えてみたい。

同じことをやるのでも、
自分の中で、どう考えて行動するかで
気持ちは全く変わってくる。

毎朝ゴミを出すことだって、
「パートナーに文句言われるのもイヤだから、
 出しておくか」
と思うのと、

「私が家族の衛生管理と
 個人情報の漏洩を守っている!」
と思って出すのとでは、気分が違う。

作業的には全く変わらないのに、
感じる気持ちが違うなんてことは、
本当にたくさんある。

テレビゲームなんて、
作業的にはどのゲームも
コントローラーのボタンを押しているだけだ。

それでも、
「強敵を倒しているんだ」
とか、
「ゴルフをやっているんだ」
なんて思えるんだから、
いかに「どう思うか」っていうのは大切なのか
ということが分かるよね。

思い込みも、豊かな人生のための美徳、
というわけだ。


では、

税金を納めるときには、どんな風に
「思い込む」と、気持ちがいいだろうか?

私は、こう考えるようにしている。

「私は今もお金持ちだし、これからもっとお金持ちになる」

「一生かかっても使い切れないお金が、
 私には満ち溢れている」

「ということは、私が持っていても、
 一生使わないお金もあるわけだ」

「私は運良くお金持ちになれたけど、
 世の中には違う人もいる」

「ならば、私が一生かかっても使い切れない
 お金の一部を、彼ら彼女らに分けてあげよう」

「税金は、お金持ちの、ゆとりの証明だ」

ってね。


現実的には、異なっている部分もあるのは
充分承知している。

それでも、自分がどう「思い込む」のかは、
自分勝手に決められるわけだ。

何をどう思い込んでも、人様に迷惑をかけない限り
自分の自由なわけだから、
できるかぎり、自分の心が軽くなるような
「アホな思い込み」
をするようにしている。

君が税金について、
あるいは イヤな仕事について、
あるいは 複雑な人間関係について、
あるいは 自分に降りかかってきた病気やトラブルについて、

どう思い込んでみるかは君しだいだ。

そもそも、何で生まれてきたのかすら
誰にも分からないんだから、
何を、どう思い込んでも、いいんじゃないかな?

君や、君の周りの人がハッピーになるような
思い込みが増えることを、
ワクワクしながら願っているよ。


今回も、手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔雑記〕 お金を使う、稼ぐということ

 
こんにちは、トレーダーの空也です。

ずいぶんと前の話になるんだけれど、
とっても美味しくて、好みのラーメン屋さんがあった。

「げんこつ屋」っていうお店なんだけれど、
君は知っているかな?

ある時、「久しぶりに食べたいなー」と思って、
いつも行っていた新宿の店に行ってみたんだけれど、
いつのまにか閉店していた。

他にも何軒かチェーン展開していたはずなので、
日を改めて別の店舗にも行ってみたんだけれど、
ことごとく閉店。

「あれ?」
と思い、ネットで調べてみると
経営判断を誤って、会社が倒産していたことを知った。

「あー、あの味は、もう食べられないんだなー」
とがっかりしたことがあった。

また、別の店で「クーフリボール」っていう
チョコレートの絶品ケーキを作ってくれていた
お店があったんだけれど、こちらのお店も
経営がうまくいかずに、全店が閉店してしまった
ことがあった。

他にも、気が付くと閉店をしていて、
食べられなくなったものや、
楽しむことができなくなったものは
山のようにある。

君も、お気に入りの店が閉店をしてしまったり、
お気に入りのブランドがなくなってしまった
という経験をしたことがあるかもしれないね。

そんな「お気に入り」が、町から姿を消すたびに
いつも思うこと。それは、

「ちゃんと、商売せんかいっ!!!」

ということ。



「商売人」と言う言葉には、
100%の尊敬を感じられないという人がいる。

なんとなく、お金に卑しい人みたいな
侮蔑の感情も含まれているような感じだ。

でも、本来の商売人は、
もっと尊敬されていいと思う。


我々がお金を使うとき、それは
“投票”という意味合いがある。

誰かが提案をしてくれている「価値」に対して
「その価値に賛成しますよ」
という「賛成票」を投じている、という意味ね。

「これは、おいしいラーメンです」
という、ラーメン屋さんの「提案」に対して、
まずは何百円かの“投票”をするわけだ。

その「提案」が、自分の好みに合えば
継続して“投票”することになるし、
まずければ、二度と“投票”はしない。

上手な商売人は、お客さんに対する「提案」がうまく、
価値に応じた“投票”を受け取ることが出来る。

“投票”をしてもらう結果、
ずっと継続して価値を提案し続けることも出来るし、
提案する価値自体を高めることも出来るわけだ。


それに対して、下手な商売人は、
提案している価値よりも多い“投票”を求めたり、
逆に少ない“投票”を求めたりする。

また、せっかく“投票”してもらったお金を
活かしきることができず、誤った再分配をしてしまう。
(自分の贅沢だけに「分配」しちゃったり、
 無理な拡大路線に「分配」しちゃったり、ね)

結果として、これからも“投票”したいと
思ってくれているファンの気持ちに
こたえることが出来ずに、裏切りをすることになる。


適正な提案。
適正な値決め。
適正な再配分。

それを上手にできる商売人は、
きわめて価値の高い人だと思う。


私の知り合いでも、
とても素晴らしい商品を作っている人がいる。

たくさんの人がこの商品を買うことが出来れば、
もっと豊かになれるのに、と思えるような商品だ。

しかし、
その知り合いは、上手な商売人ではないため、
商品の価値も殺し、自分自身も「お金がない」と
苦境に立たされている。

私や、他の人がアドバイスをしても
聞く耳を持たないため、
おそらくその商品は日の目を見ないまま
忘却のかなたに忘れ去られていくんだろう。
非常に残念なことだよ。


君が「商売」という言葉に
どんなイメージを持っているのかは知らない。

もし、ネガティブなイメージを持っているのであったら
トレードで稼ぎ続けることは、
ちょっと難しいかもしれない。

トレードも、
適正な提案。
適正な値決め。
適正な再配分。

ということで、利益を得ていく意味においては
まったく同じ行為だからだ。

トレードでお金を失うのは、
自分の値決めの「提案」が、間違っていたからだ。

儲けてはいるんだけれど、
全部パーッと使ってしまって、
資産が殖えて行かないのは、再配分が下手だからだ。

君が適正な「商売」をして、
君が良いと思う、世の中の商品に対して
膨大な金額の“投票”ができるようになることを
願っているよ。


今回も、手紙を読んでくれて、本当にありがとう。
ではまた、手紙を書きます。


空也

 

〔そらまめ通信〕 被災した皆様へ

こんにちは、ブログ管理人のそらまめです。

空也さんより、昨日起きた地震についての
メッセージをもらいましたので、
アップさせていただきます。


-------------------------------------------------------
 
空也です。

昨日の地震で、被害に見舞われた方々に
まずはお見舞い申し上げます。

肉体的、精神的、物損的に、
さまざまなダメージとショックを受け、
不安な時を過ごしていることとお察しします。

特に、震源地周辺に在住の方々や、
震源地周辺に大切な方がおられる方の心中を察すると
言葉もありません。


人ひとりが出来ること、
人ひとりが耐えられることは、
さして大きくないと思います。

ただ、我々 弱い人間たちが
肩を並べて、助け合ってできることは
想像以上に大きいとも思っています。

大きな困難に見舞われたときに、
自分の事だけを考えると、
心がくじけてしまいそうになりやすいです。

今のような時にこそ、
自分以上に大きな困難に立ち向かっている方に目を向けて、
手を差し伸べられるような人間でありたいと思います。

今すぐにできることは、本当に限られているかもしれません。
ただ、その中でも、
「今、自分が人としてやるべきことは何か?」
「より大きな困難に立ち向かっている人に
 何か出来ることはないか?」
と考えていきたいと思います。


この手紙を読んでおられる方で、
直接的な被害を被られた方は、
「自分は、一人じゃない」
と言うことは、忘れないでください。

あなたを助けようと、
周りの人も、
日本の心ある人も、
世界中の人も、
力を集結しようとしています。

一緒に、できることをやっていきたいと思っています。


この手紙を読んでおられる方で、
直接的な被害はまぬがれた方は、

「もし、理想的な豊かな自分だったら、
 今、何を願い、何を行動するか?」

を考えてみるのはいかがでしょうか?


こんな時に、偉そうなことを言うつもりはありません。

ただ、「助けを求める人」は、
より多くの「助ける人」が立ち上がるのを待っています。

たった一通のメールでも、
ほんの少しの寄付でも、
ちょっとした行動でも、

同じ方向に、一箇所に集中する力は
世界を変える力があります。

私も、自分が出来ることを考え、
微々たる事でもやってみたいと思います。

もし、この手紙を読んでおられる方で、
「豊かな」方は、

「もし、理想的な豊かな自分だったら、
 今、何を願い、何を行動するか?」

と問いかけてみていただくことを願います。

大変な時期に、最後まで手紙を読んでいただき、
本当にありがとうございます。


空也

-------------------------------------------------------



管理人そらまめも、
出来ることをやってみたいと思います。

ありがとうございます。


〔そらまめ通信〕 空也さんより

 
こんにちは、ブログ管理人そらまめです。

空也さんより。
通常の手紙を書くのは、人道的にも時間的にも難しいので、
株式市場におけるスタンスのみお伝えします、
との連絡をもらいました。

以下が、空也さんからのコメントを
そらまめがまとめたものです。

------------------------------------------------

【トレードができる状況の方へ】

・現在、予想していたよりも
 日経平均の下げが限定的な感じだが
 油断はしない方がいい。

・外国人投資家や、機関投資家の方針が
 定まっていないから、売りを実行していない
 可能性が高い。

・我々日本人が海外の細かい情勢が分からないのと同様に
 外国人投資家も、日本に起きていることを
 把握しきれてはいない。
 なので、今回のことを楽観視している可能性もある。

・大幅な買いポジションの持ち越しは、
 当たればでかいが、下げると被害甚大となるギャンブル。

・ただ、ピンチだと思っている時が、最大のチャンスでもある。
 外国人投資家に儲けさせるくらいならば、
 我々一般トレーダーが儲けて、寄付をした方がいい。

・「今、この時期に儲ける」ということを、躊躇しないこと。
 感傷的になる方が、よっぽど楽。
 今トレードができない人の分まで儲けて、
 そのお金を復興のために使ってもらうなど、いくらでも
 貢献の仕方はある。

・冷静さを失わず、チャンスにフォーカスしよう。



【関東より東に住んでいる方へ】

・原発の被害が、報道以上に大きくなる可能性が高い。
 関東地方にいる人も、いつでも避難ができるように
 身辺の準備だけはしておいた方がいい。

・少なくとも、正式な避難勧告が出たら、
 1分で家を出られるくらいの準備はしておいた方がいい。
 (身の回りの準備、避難先の方針など)

・交通機関のチケットは手配しておいて、
 無駄になってもいい、くらいの準備をしておいても
 いいかもしれない。

・正式な避難勧告が出たら、まず間違いなく
 各交通機関が「特別気配」のように渋滞する。

・動ける人は、避難してもいい。
 すぐには動けない人は、準備だけは怠らないで。

------------------------------------------------

現在被災されている方には、
言葉よりも具体的な支援だろうということで、
寄付などをするそうです。

みんなで頑張っていきたいと思います。
いつもありがとうございます。



管理人そらまめ

 

〔そらまめ通信〕 3/15メッセージ

こんにちは、ブログ管理人のそらまめです。

本日も、空也さんからの簡単なメッセージで
失礼いたします。


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【株式トレードについて】

本日も下落が続いていますが、
無茶なギャンブル買いは控えた方がいいです。

昨日、今日の株価で「安い」と判断するのは早計です。
一番の底値を拾おうとせず、
上昇を確認してから行動しても、利益は出せます。


現物で含み損を持っている方は、
相当長期であれば、株価回復はあるかもしれません。

ですが、さらなる下落要因が出てくる可能性も大なので、
覚悟は決めておいてください。



【原発について】

公式発表は、もっとも悲惨な状況を発表することは
ありえません。

必要以上に不安になる必要はありませんが、
最悪の事態を想定した行動計画は必要かもしれません。

東京都の放射能量も、
(人体への影響は、ないレベルですが)上昇しています。

東京都日野市の放射能(個人)
http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html

「落ち着いて行動する」
というのが、どんな時も必要な態度ですが、
たいていの人は、

「あせって、行動する」
か、
「落ち着いて、行動しない」
のどちらかしかできません。


冷静でいるつもりが、
単に必要な行動もとれなかった。
なんてことにならないように、
お互いに自分に必要な行動を取って行きたいですね。


また、いつもの手紙が書けるような
穏やかな日が訪れることを願って、
いま、自分ができることに集中したいと思います。

一緒に、生きましょう。

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一緒に、この状況を乗り越えていきましょう!



管理人 そらまめ

 

〔そらまめ通信〕 3/16メッセージ

 
こんにちは、管理人そらまめです。

本日も、空也さんのコメントを発信します。


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・東京電力が連日ストップ安になっているが、
 売買が成立したら、エントリーするのも面白いと思う。

・今、ストップ安に張り付いていて、
 買い株数:売り株数=1:10
 くらいになっているが、見た目よりは売り圧力は
 大きくない。

・買い注文を出している人は、本気で買おうとしている。
 売買が成立したら、注文した全株が約定されるからだ。

・しかし、売り注文に関しては、
 全株が本気の売り注文じゃない。
 
・現物を持っている人は、
 本気で売ろうとしているだろうが、
 空売りに関しては、ちょっと違う。

・引けまで値付かずの場合、比例配分になるため、
 空売りの人は、自分が欲しい株の何分の一かしか
 手に入れることができない。

・とすれば、空売りを仕掛ける人は、当然
 欲しい株数まで手に入れるために、
 自分が本当に欲しい株数よりも多い株数を
 注文に出している可能性が高い。

・なので、いざ寄り付きそうになった場合は
 「こんなにたくさん、空売りしたくない!」
 と売り方は思って、注文を引っ込める。

・買い株数:売り株数=1:2
 くらいになったら、寄り付くまで
 あっという間だろうから、そこからの値動きには
 注目しているといいだろう。

・トレーダーとしての冷徹な性格と、
 人間としての心ある性格、
 両方持っていることが大切だよね。

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では、お互いに頑張りましょう!


管理人 そらまめ


 

〔そらまめ通信〕 3/19メッセージ

 
こんにちは、ブログ管理人そらまめです。

空也さんからのメッセージです。


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【株トレードにおいて】
・地震による下げは、さらに想定されていないことが
 発生しない限り、限定的になるだろう。
・今なら、「買って、下がったらナンピン」の戦略が
 効果を発揮しやすいだろう。
・数週間~数カ月単位のスイングトレードが
 利益を出しやすいかもしれない。
・狙い目としては、売買代金が30億円以上あり、
 震災前のチャートが上昇トレンドを描いているもので、
 かつ地震直後の移動平均乖離率が激しい銘柄ならば
 何銘柄かに分散すれば、比較的利益を出しやすいだろう。
・地震後も売買代金が30億円以上あるということは、
 売っている人もさることながら、
 買っている人もたくさんいる、ということ。
 株価の回復は早い可能性が高い。
・とはいえ、普通に考えれば、日本経済の復興には
 時間がかかるので、震災前の8割程度の株価に戻れば
 一度手仕舞うのがいいかもしれない。

【震災を受けて】
・今回の震災を受けて、どんな行動をしたか?
 というのは、結構大切だと思う。
・もし、震災後に、いつもしていないことをしたり、
 いつもしていることを、より頑張ってやったのなら、
 それが、あなたが本当にやりたいことにつながっている
 可能性がある。
・お互いに、いつ、どうなるかが分からないということを
 実感したので、本当に悔いのない人生を送りたいですよね。

いつも、ありがとうございます。

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日ごとに、日本に笑顔が戻りますように。


ブログ管理人 そらまめ

 

〔そらまめ通信〕 3月29日のメッセージ

 
こんにちは、ブログ管理人のそらまめです。

ブログ更新をサボってしまって、すみません~

「今は、相場に集中した方が勉強になる」
ということで、現在トレードに専念をしています。

空也さんからの、短いコメントをお送りしますね!

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・どんな相場環境でも同じだけれど、特に今は
 「相場では、どんなことも起こりうる」
 ということを、しっかりと覚えておいて
 トレードをした方がいい。

・ルールを守ることも大事だけれど、
 今回で大きなドローダウンをくらったのであれば、
 「ルールの見直し」をはかる絶好の機会。

・今の相場で、
 自分がどんなことを感じて、
 どんなトレードをしたくなり、
 どんなトレードをしているのか?
 克明に記録しておくと、非常にためになるだろう。

・ルールを安定的に守るのと、
 ルールに固執するのは、根本的に違う。
 非常時に、日常と同じ行動をしているのが
 ベストとは限らない。

・「市場では、より冷静な人が利益をつかんでいく」。
 いま、クールに、市場で何が起こっているのかを
 感情ではなく、頭脳で考えるようにしよう。



・トレードだけでなく、生活全般においては、
 「今あるものにフォーカスする」
 のが、大切だと思う。

・「あの時、ああしておけばよかった」
 とか、
 「なんで、こうなっちゃったんだろう」
 と、過去を見ると、心がしぼんでしまうことも
 あるかもしれない。

 「これから、どうなるんだろう」
 とか、
 「この先、どうすればいいんだろう」
 と、未来に目を向けると、不安になることも
 あるかもしれない。

 そんな時は、
 「今」「あるもの」に目を向けるのがいい。

 失ったのは、過去のこと。
 それでも、失っていないものが、君にはある。

 不安は、将来のこと。
 今、あるものを大切にできれば、
 そこから明るい未来を作ることもできる。

 今、あるものを大切にできなければ、
 将来、今以上のものを手にすることは、ない。

 “自分への質問”を繰り返してみて欲しい。

 「今、自分に“ある”ものは、一体なんだろう?」
 ってね。

 そこから、お互いに一歩一歩進んでいこう。


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これからも、よろしくおねがいします。


ブログ管理人 そらまめ

 

〔そらまめ通信〕 3月30日のメッセージ

 
こんにちは!ブログ管理人そらまめです!!

本日も、空也さんからのメッセージをどうぞっ!


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こんにちは、トレーダーの空也です。

今回の震災を受けて、
今までのトレード手法が通用しなくなったり、
そうでなくても、激しい損失を出してしまったりして、

「これから、トレードをやっていけるだろうか?」
「今後、トレードで稼いでいけるんだろうか?」
と、思った人は多いように見受けられる。


つい先日も、トレーダー仲間と話をしていたら、
その仲間は、

「今回の震災では、損益はトントンだったけれど、
 今後トレードを続けていけるか心配だ」

と、トレード自体に弱気になっている様子だった。


私は、その仲間の話を聞いて、ちょっとびっくりした。

びっくりしたというのは、
私の見方とまるで逆だったからだ。

今回の震災を受け、
今の私がトレードについて思うこと。

それは、
「トレードという技術を磨いておいて、よかった」
ということだ。


なぜかを少し説明しよう。

お金を稼ぐ、ということに特化して話をするとすれば。

これからの日本で、

今までどおりの努力で、
今までとおりのビジネスをして、
今までとおりのお金を受け取るのは、
非常に難しくなってくることが予想される。

震災の影響で、特需的に儲かる会社はあるだろうが、
大多数の会社は、大幅な売り上げ減が予想される。

震災で、直接的な影響を受けた会社はもちろん、
直接的にはダメージを受けていなくても、
消費者の消費マインドの冷え込みで、
売り上げを確保するのが困難になってくるだろう。

会社の売り上げが減るということは、
もちろんそこで働く人の給料にも影響が出る。

これからビジネスを始めるにしても、
資金調達や新規顧客の開拓には
とんでもなく厳しい状況が待っていることが予想される。

通常のビジネスは、
極めて過酷な将来が予想されるわけだ。


ひるがえって、トレードはどうか?

今までよりも、簡単に稼げる、ということは、
当たり前だが、ない。

簡単に稼げるようになる可能性はないが、
だからといって、これから極端に難しくなるか?
というと、それもない。

今まで通り市場は開くだろうし、
買い方がいて、売り方がいるだろう。

そして、期待値プラスのトレードルールを構築し、
そのルールに沿った売買をしていけば、
利益を上げることができる。

難易度は、震災前も震災後も、
それほど変わらないのがトレードだろう。


今後のビジネスは、どんなに素晴らしい
ビジネススキルを持った人も、難しくなる。

トレードは、もともと難しいが、
今後の難易度が上がるかというと、そうでもない。

ビジネスは、売り上げを立てることそのものが難しい。

が、トレードで売買をするのは、誰でもできる。
ましてや、商品である株の価格が下がることでも
利益を出す「空売り」という方法もある。


もちろん、今後もトレーダーとしての
レベルを上げていかなければならないのは当然だ。

が、
どんな時にも利益を上げられる可能性がある
トレードという手段を手にしているということは、
今後の日本を生きていくうえで、非常に強みになるな、
と、考えているんだ。


ビジネス、そしてトレード。
どちらも社会にとってなくてはならないものだ。

そして、
いつの時代も、目の前にある状況の中に
チャンスを見出して、冷静に行動できる人が
新しい時代を築く。

ちょっとずつではあるけれど、
また手紙の中で話していければと思う。

いつもありがとう。


空也

 
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いつもありがとうございます!
またアップしますね!


ブログ管理人 そらまめ

 

〔そらまめ通信〕 3月31日のメッセージ

こんにちは、ブログ管理人のそらまめです。

短いですが、空也さんからですー。


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こんにちは、トレーダーの空也です。

最近トレードをしている時に、つくづく感じる
儲けるために必要なことがある。

それは、
「不安で、い続けること」。

自分のルールや、今後の展開などを
読み切ったつもりになって、
「これは大丈夫だろう」
と思ってトレードすると、本当にろくな事がない。

少し自分のシナリオと違うことが発生しただけで、
「こんなバカな!?」
と、思考停止状態になってしまう。

最初に立てた自分のシナリオ以外のシナリオもある。
という、ごく当たり前のことも忘れてしまいがちになる。

逆に、

「本当に、自分のルール、シナリオは
 間違っていないのだろうか?」

と、常に疑問を持って、不安になっていると、
自分のシナリオ通りに行かなくなったときに

「ああ、やっぱりなー」

と思って、迅速に損切りなどの対応ができる。


メンタルコントロールがしっかりしていると、
どんなトレードも淡々と行っていけると思われがちだが、
やはりポジションを持っている時は、
不安や疑念を持っていたほうがいいと思う。

そのうえで、正確な売買を繰り返して
利益を積み重ねるのがいい。

君も、今までのトレード振り返ってみて、
ポジションを持ち続けている間、
ずっと不安だった時と、楽観していた時、
どちらが利益が出たり、損失が少なかったかを
振り返ってみるのもいいかもしれないね。

「不安で、い続けること」。
もしかしたら、トレードでの利益は、
不安の対価なのかもしれないね。

もうしばらくしたら、本格的に手紙を再開するよ。

ありがとう。


空也

 
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今後ともよろしくお願いしますー


管理人 そらまめ

 
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